子供も大人もみんな大好き?駄菓子の定番「中野の都こんぶ」90年の歴史 (2/3ページ)

Japaaan

加工前の昆布。このままでも、しゃぶっているとけっこう美味しい。

「これ、もうちょい甘くしたらお菓子として売れるんちゃうやろか?」

さっそく商品化に向けて実験を始めた正一ですが、砂糖の甘みは昆布に浸透しないため失敗、その後あれこれ試した結果、黒蜜にたどり着いたそうですが、きっと現代とは大きく違う味わいだったことでしょう。

「よっしゃ、これならいけるで!」

果たして19歳になった正一は昭和6年(1931年)、奉公先から独立して酢昆布を売り出すべく中野商店を創業しました。

「せっかくやから酢昆布に商品名をつけたいな……なんやこう、オリジナリティっちゅうか、子供から大人まで愛されるような、それでいて安っぽぅのぉて品性が感じられるような……」

そこで思いついたネーミングが「都こんぶ」。正一の生まれ故郷である京「都」府への憧れと、あえてのひらがな「こんぶ」表記が、絶妙な和感を味わわせてくれます。

「一口しゃぶれば都の香り……えぇな、これでいってみよう!」

酢昆布の表面にかかった「魔法の粉」が食欲をそそる(イメージ)。

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