哀川翔 毎年5000匹のカブトムシを羽化させている

アサ芸プラス

哀川翔 毎年5000匹のカブトムシを羽化させている

テリー 哀川さんってヤクザ役が多いのに、実際はファミリーの匂いがするし、すごく健康的ですよね。今、何時起きなんですか。

哀川 今は4時半ぐらいですね。で、30~40分ぐらい散歩したり、ゴルフのスイングしたり。寒いから外に出たくないけど、目が覚めちゃって、やることないからしょうがなくね(笑)。

テリー 寝るのは何時?

哀川 早いですよ。9時ぐらいには寝ちゃいます。

テリー 9時? そんなの遊び人でも何でもないじゃないですか。

哀川 遊び人じゃないですよ。夜遊びしたってしょうがないし。釣り行ったり、ゴルフ行ったりしたら、1日終わっちゃいますから。

テリー 哀川さんは多趣味だからなぁ。今、いちばんハマってるのは何ですか。

哀川 今は車、釣り。この状況になってゴルフはあんまり行けなくなっちゃいましたから。あとは「来年のカブトムシはどうなるかな」ですね。

テリー 哀川さんのカブトムシ好きは有名だからね。毎年、何匹ぐらい羽化させてるんですか。

哀川 だいたい5000匹ぐらいですね。

テリー 5000匹!

哀川 家では無理だから、羽化させる専門の倉庫があって、その一角を借りてやってますね。

テリー 5000匹のカブトムシって、どうするんですか。

哀川 3000匹以上は、欲しいっていう施設とかにあげちゃってますね。

テリー そもそも、何でそんな好きになっちゃったの?

哀川 だって子供の頃はみんな好きじゃないですか。でも、子供の頃はなかなか羽化させられないから。それで、やっぱりムリなのかなって諦めてたんですけど、「ムシキング」ってブームになったでしょ。その時にエクアドルのヘラクレスオオカブトとかね、海外のすごいヤツがどんどん日本に輸入されるようになったんですよ。

テリー ものすごく高価でしたよね。

哀川 ただ、日本はブリーダーが多いから値段も下がって、手が出るようになってくるんですよ。それでも高いんですけどね。その時に「そういえば、カブトムシを成虫にしたことないな」ってふと思い出して、それで育て始めたんです。そしたら子供の頃とはマニュアル本も全然違って、驚きましてね。

テリー 何が違うの?

哀川 昔はスイカにカブトムシがとまってる絵があって「こうやって飼いましょう」みたいな感じだったじゃないですか。

テリー 僕、今でもそう思ってますけど。

哀川 でも、スイカって栄養価がほとんどなくて、90%以上が水分だから、それだと栄養失調で1週間で死んじゃうんですよね。

テリー そうなんだ。全然知らなかった。今はちょうどカブトムシがいない時期でしょう。寂しくないんですか、そんなに好きだと。

哀川 ただね、海外産がいるんですよ。要するに、南米とか暖かいところのヤツは一年中生きてるわけです。そういうのにハマりだすと、夏も冬もなくて。「これ絶対、交配させてやる」って、水槽が50個ぐらいある虫部屋から、全然出なかったことがありますよ。いろいろペアリングを試すんですけど、相性が悪いと殺しちゃうから、ずっと見張ってないとダメなんです。

テリー やっぱ、哀川さんって楽しそうでいいよね。

哀川 そうですかね。でも、今は家にいる時間が長くて、「あぁ、こうやってだんだん外に出なくなっていくんだな」という感じはしますよね。もうすぐ俺も60なんですけど、これに慣れないように、ちょっと気をつけないといけないなと思ってますね。

◆テリーからひと言

 もう60なんてビックリだね。数年ぶりに会ったけど、全然変わってないもの。今度はツッパリ高校生を相手にする先生も見てみたいね。デコトラ先生なんてどう? ちょっと考えてほしいな。

「哀川翔 毎年5000匹のカブトムシを羽化させている」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2021年 2/25号哀川翔カブトムシ昆虫テリー伊藤エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧