要人暗殺の噂も!? 自衛隊のスーパーエリートが集う「秘密特殊部隊」の全貌 (3/3ページ)
一方、陸上自衛隊の隊員にとって憧れの存在でもある特殊作戦群だが、歴史が浅い「異分子」を認めない動きもあるのだとか。
「一般の部隊は小隊長、中隊長、大隊長とどんどん報告を上げていきますが、特殊部隊も同じ仕組みだと、特殊作戦の指示を待っている間に任務を失敗してしまう可能性が高い。アメリカの特殊部隊はシチュエーションルームに主要メンバーの幹部が集まり、現場と動画で全部つなぐ。途中の中間管理職を飛ばして、大統領が直接『撃て』『撤退しろ』と指示を出します。そこが大事なポイントで、日本の場合、中間管理職にしてみれば面白くないんです。報告も上がってこなければ、自分より下の階級の特殊作戦群の隊員が、政治的責任をとれる指揮官の直轄で指示を受けて動いてしまう。それで風当たりが強くなることもあるのです」(軍事評論家・潮匡人氏)
そこは一般企業と同じ組織のロジックが働いているようだ。いかに過酷なレンジャー訓練に耐えてきたスーパーエリートでも、人間関係には頭を悩ませているようである。