宮崎謙介〈政界“魑魅魍魎”ウォッチ〉「森発言が変える『女性の政界進出』」 (2/2ページ)

アサ芸プラス

選挙に通ることばっかり考えて何もやってない(ように見える)蓮舫さんみたいになったら元も子もないし、もっと能力が高い女性が政治に関わる仕組みを作らないといけない。

 そんな中、何度かこの連載で登場しております牧島かれん議員が、第51代目にして自民党初の女性青年局長に就任したことこそ、歴史的な第一歩なのではないでしょうか。「鉄の女」のイメージがない牧島議員が今後、どれほど優秀な女性議員たちを吸引していくのかが楽しみです。

 総務省はフルサポートして下さいね。まずは簡単に選挙に出馬できる要項を出し、書類も簡単に作成でき、供託金融資制度を設けて、誰もが参加できるようにすること。選挙にはお金をかけなくてもいいんです。嫁の金子だって地方議員からスタートして、初出馬では200万円ほどしか使っていません。胡散臭い選挙サポート会社には依頼しない方がいいです。供託金もポスター代も戻ってきますから。

 今回の森発言は案外、日本を変えるきっかけになるかもしれません。でも正直、僕が地元回りで感じたことは、おじさんの方が話は長い。特にお酒を飲んだ時のおじさんの話、長すぎ。同じ話をヘビーローテーションですから。その武勇伝、何回目!?…みたいな。僕も気を付けます。

宮崎謙介(みやざき・けんすけ):1981年生まれ、東京出身。早稲田大学を卒業後、日本生命などを経て、12年に衆議院議員に。16年に辞職し、経営コンサルタントや「サンデー・ジャポン」(TBS系)などに出演。「バラいろダンディ」(TOKYO MX)ではレギュラーMCを務める。

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