愛され続ける昭和のお菓子『フレンチパピロ』の食べ飽きないおいしさのヒミツ (2/2ページ)
当時のセピア色のコマーシャルが、良き昭和時代を感じさせる国内のスタイルや人々の嗜好が西洋化する中で、当時としてはかなりお洒落な洋風菓子だったそう。それでいて手頃な価格と、テレビコマーシャルの宣伝効果もあり、子どものお菓子として画期的なヒットを飛ばすことになった。
その子どもが親になり、自分の子どもと一緒に食べるお菓子として、受け継がれ続けていると思うとまた味わい深い。
■サクッと食感と乳不使用の口どけクリームが絶品
大人の指の太さくらいのサイズ感ボリュームタイプは、1本ずつ個包装になった170gの大袋。この量には大食いの記者も大満足だ。よく考えると、200円前後でこの量はお財布にも嬉しい。
早速出してみると、どこかほっとする甘く香ばしい香り。
ショートニングとバニラが混ざったような、油脂を感じるクリームは口どけが軽いまずは一口。かじるとザクっとした食感と共に、ほろっと生地が砕ける。駄菓子のような、脂肪分のある軽い口当たりのクリームは、ふんわりと優しい甘さだ。生地は香ばしく、ちゃんとした甘さがあるのに素朴な味わい。
うすく焼いたおせんべいを熱いうちに巻いているこの空気を含んだような食感の生地は、クッキーではなく、メーカー得意の”おせんべい”だ。そこがまた、くどくなく飽きのこないヒミツなのかも。
このシンプルな味わいにひとつ、またひとつと手が伸びる。時代は変われど、この美味しさは変わらない。ロングセラーになるには、それだけの理由がある。現代の華やかなお菓子に慣れた子どもでも、きっとトリコになること請け合いの昭和のお菓子。
懐かしい!と思ったら、子どものころを思い出して食べてみて!
購入は全国のスーパーなどで可能。