辰巳出版が翻訳書レーベル「&books」を創刊、3月5日に第1弾『アンオーソドックス』を刊行! 自由を求め閉鎖的な宗教コミュニティから脱出した勇気ある女性の実話 (2/3ページ)

バリュープレス



「生きづらさ」を抱え、行動を起こした女性の半生

2009年秋、23歳のデボラ・フェルドマンは、幼い息子とわずかな持ち物だけを車に乗せて、自身の暮らしていたニューヨークにあるユダヤ教超正統派コミュニティと決別した。
そのコミュニティでは、正しい服装、言葉を交わす相手、読んでいい本まですべてが“しきたり”で決められている。英語を使うことは禁じられ、女性は人前で歌うこともできず、結婚後は髪を剃ってカツラを被ることを強制される。
幼いころからジェイン・オースティンなどの小説を隠れて読んだデボラは、自立心に富んだ登場人物たちに触発され、自由な生き方を思い描くようになるのだが……。

不自由と監視の目から逃れ、自由と自立を求め、コミュニティからの脱出をはたした勇気ある女性のアンオーソドックスな半生を綴った回想録だ。

作家の西加奈子さんより寄せられた推薦コメント

「心から信じられるものがある人は強い。デボラのように、それが与えられたものではなく、みずから選びとったものである場合はなおさら」

「これは“わたしたち”の物語」 多数の賛辞と共感の声

厳しい戒律に縛られる生活の中で強く生きるデボラの姿に、発売前から多数の共感の声が届いている。

「痛快でいて爽快な読後感。本がもたらす力を実感させる回想録」
HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGE 店長 花田菜々子

「最も困難だった時期に彼女を救ったのが物語(本)だったというのは、書店員としてとても勇気づけられた」
紀伊國屋書店 和書販売促進部 佐貫聡美


「自らの幸せをただただ求めた信念の強さに圧倒された。かなり秀逸で心に残る作品」
未来屋書店大日店 文芸担当 石坂華月

「「この本は殺された彼女の遺言だ」という言葉に、パーンと胸を撃ち抜かれた」
レビュアー 羽原由記

「デボラの不自由さ、屈辱、そして反抗心。読み進むにつれ、昭和の片田舎に生まれた左利きである ことを揶揄され、「赤毛のアン」に跳躍する未来を読んだ少女だった私が顔をもたげてきた。
「辰巳出版が翻訳書レーベル「&books」を創刊、3月5日に第1弾『アンオーソドックス』を刊行! 自由を求め閉鎖的な宗教コミュニティから脱出した勇気ある女性の実話」のページです。デイリーニュースオンラインは、本書を原作としたNetflixオリジナルシリーズニューヨークタイムズベストセラーアンオーソドックス女性の回想録創刊ネットなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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