サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「良血タイセイドリーマーの一発」 (1/2ページ)
春の中山開催は2週目。早いものでクラシックの蹄音が大きくなってきた。
今週のメインは弥生賞ディープインパクト記念。牡馬クラシック(牝馬の参戦も可)第一弾、皐月賞のトライアルレースである。
2週後に行われる同じ前哨戦のスプリングS以上に本番との関連性は高く、ここで勝ち負けして皐月賞、ダービー馬に輝いた馬は少なくない。
近いところでは05年ディープインパクト、09年ロジユニヴァース、10年ヴィクトワールピサ、16年マカヒキといったところだが、その後のGI戦で活躍する馬も数多くいる。まさに、ファン必見の重賞と言っていい。
であるなら、今年も勝ち負けした馬は頂点に立つ可能性が大きく、そうした観点で各馬の能力を値踏みすることも必要だろう。
クラシック候補の筆頭格は、目下3戦土つかずのダノンザキッドか。昨年暮れのGIホープフルSを制した2歳王者で、そのスキのない安定した走りっぷりは、特筆モノと言っていい。
そして現在、新馬─特別を連勝中で、名手ルメール騎手とのコンビが特に魅力のシュネルマイスターもヒケを取らないだろう。
ほかにも京成杯2着タイムトゥヘヴン、未勝利戦を好タイムで勝ち上がったゴールデンシロップ、休み明けだった京成杯で3着と上昇が見込めるテンバガーなど、いずれも評価が高い素質馬ぞろいである。
馬券的にもおもしろい一戦だが、まずは過去のデータをひもといてみよう。
03年に馬単が導入されて以降、これまでの18年間、その馬単での万馬券は3回(馬連2回)。この間、1番人気馬は9勝(2着3回)、2番人気馬は6勝(2着2回)で、1、2番人気馬のワンツー決着は4回。馬単で万馬券にならなかった年は1、2番人気馬のどちらかが連対を果たしており、本命党向きの堅い重賞と言ってよさそうだ。
まあ、ここで勝ち負けした馬が、クラシックでも好勝負を演じるケースが少なくないため、堅いのは当然と言えば当然か。
とはいっても、今年は前述したように好素材ぞろい。各馬のキャリアの浅さを思えば、意外やどう転ぶかわかったものではない。簡単に人気サイドでの決着となるかどうか、難しいところでもある。