解説者&評論家が徹底分析!プロ野球2021「優勝チーム大予想」 (2/3ページ)
原監督も当の本人たちも昨年の成績にはけっして満足していないでしょうから、梶谷隆幸(32)が1番に入る今季は、数字も相当上げてくるんじゃないですか」(前同)
その江本氏が対抗と見る阪神を本命に推すのは、タイガースの元エースで野球評論家の藪恵壹氏。打倒巨人に向けた“秘策”は「開幕ローテにある」という。
「今年は藤浪晋太郎(26)もよさそうだし、後ろも含めて投手陣が粒ぞろい。僕なら開幕戦の神宮には、昨年も完投していて相性のいい秋山拓巳(29)を当てますね。ローテをあえて入れ替えることで、最も重要な4カード目の巨人戦、甲子園での初戦にエースの西勇輝(30)をぶつけるわけです」
■ソフトバンクを本命に推す声も
昨年の阪神は、7.5差の2位で、下位の4球団にはすべて勝ち越し。V逸の原因があるとすれば、8勝16敗とカモにされた対巨人戦をおいて他ならない。
「極端に言えば、対巨人戦の白星を、あと4つ上乗せできればいい。戦力的には引けを取らないだけに、課題は、昨年も多かった“勝てた試合”の取りこぼしをいかに減らすか。その意味でも、アタマは絶対に取りたいところです」(前同)
そんな両チームを互角と見るのが、野球解説者の田尾安志氏だ。状況も大きく変わった今年は、「甲乙つけがたい」という。
「戸郷翔征(20)や畠世周(26)、井納翔一(34)ら、計算の立つ投手が増えたという部分で、巨人の評価は昨年より高い。ただ、一人で12もの貯金を作った菅野が今年も続けて、あれだけ勝てるか。そう考えると、投打とも厚みを増している阪神にも勝機はあるでしょう」
阪神は甲子園を湧かせた高校生ばかりを獲った一昨年から一転、昨秋のドラフトでは即戦力が中心。特に話題の大型新人・佐藤輝明(21)の存在が、チームに活気をもたらしているという。
「僕が見た限りでも、いわゆる“当てにいった”打席は一度もなかった。