「産後ママSOSプロジェクト」から全国の産後ママに贈る小児科医からのメッセージ。 (2/3ページ)
受診された時には自分や家族の悩みを一緒に医師に相談できていたのですが、そのような相談もしずらい状況がありました。
小児科医としてこの1年、発熱や風邪症状のお子さんを診療してきましたが、未就学児の場合、新型コロナウイルスに関しては家族、特に保護者の方からの感染が95%を占めていて、こども同志の感染は極めて稀であることがわかってきました。保護者の方の体調不良がなければ、小さなお子さん同士で遊ぶことも少しずつできるような状況だと思います。また小児科の外来で感染が起きたケースもほとんどありません。小児科ではすこしずつ日常が戻ってきています。
小児科外来では、時間や空間をできるだけ分け感染対策を万全にして診療している施設が多いと思います。かかりつけの小児科医をみつけて、なんでも相談してください。
さて、私から2つお願いがあります。赤ちゃんは生後2か月からワクチン接種が始まりますが、予防接種は不要不急ではありません。予防接種は本人のみならず皆が健康に生活するために重要な社会の規範だと思います。ワクチン接種を多くの方がすることで、健康が守られていることをどうぞ忘れないで、先延ばしせずにぜひ接種してください。
2つめは、ステイホームによる様々な弊害に気を付けていただきたいことです。運動不足と紫外線不足は大きな問題です。特に紫外線不足によるビタミンDの不足は、骨や感染症の問題はもちろん、お母さんだけでなくお子さんのメンタルにも影響を与えることがわかってきました。
これから先は、各自が正しい医療・健康情報を持ち、メンタルヘルスを保って、しっかり感染対策することが新型コロナを乗り越える方法だと思います。
先日、園医をしている保育園の健診に行ってきました。健診前に私が手を洗いながら、保育園の看護師や保育士さんに、子どもたちは、お歌を歌いながらしっかり手を洗っているのですか?と聞いたら、「子どもたちは「お歌は心で歌うんだよ」と言って黙々と手を洗うんですよ」との返事でした。
感染対策はお子さんのほうが、基本を大切にしっかりとやっているのではないでしょうか。がんばれ大人!がんばれニッポン!ですね。