目上に「ご苦労様」がNGになったのはいつ?サラリーマンの歴史をひもとくと… (2/2ページ)
しかも、元々は今でいう「チャラい流行語」だったのだそう。というのも、もともと芸能界だけで使われていた業界用語的なあいさつであり、一般社会ではほとんど使われていなかった言葉だからだ。ギロッポン、シースーと並ぶ業界用語というわけだ。
上下関係を気にしなければならない「ご苦労さま」よりも使い勝手が良く、目上・目下に関係なく使える「お疲れさま」は、芸能界から一般に広まっていった。そして、2006年、政府の文化審議会が、目上には「お疲れさま」を使うよう勧めるというお墨付きも与え、芸能界の符丁にすぎなかった「お疲れさま」は、国民的なマナーとなったのだ。

現役のサラリーマン、これからサラリーマンになろうとしている学生の方たちは、「サラリーマン」がどんな歴史を辿ってきたのか、本書から学んでみてはどうだろう。
(T・N/新刊JP編集部)