タコにも痛覚が存在し、痛みを避ける行動をとることが判明 (2/3ページ)

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すると、タコはその部屋を明らかに嫌がるようになったという。一方、特に痛みが生じない生理食塩水を注射されたタコにはそのような行動は見られなかった。
さらに酢酸注射を打たれたタコに、即効性の痛み止めとしてリドカインを注射する。するとそのタコは、リドカインを打たれた部屋をお気に召すようになった。生理食塩水を注射したタコにリドカインを打っても、そのような変化は観察されなかった。
もちろん動物の主観的な気分や感情を読み取るのは簡単なことではない。しかし脊椎動物では、こうした安全な場所を好むようになる変化は、感情の苦痛を味わっている強い証拠だと考えられている。

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・タコは脳で痛みを感じとっている
脊椎動物の場合、体で感じた痛みのサインは脳に送られそこで痛みとして解釈される。ところがタコは、「腕に脳がある」と言われるくらい神経細胞が体に分散しており、我々とは神経系の作りがかなり異なっている。
だが、それでも腕に生じた痛みを中枢の脳で感じ、その質や強さを区別しているようだ。
酢酸を注射たれたタコは、20分間ずっとその部位の皮膚をクチバシで剥がそうとしていたという。