Code for Historyが水戸市の文化財デジタルデータ/オープンデータを活用した、古地図ライブラリMaplatのデモサイト「ぷらっと水戸」を公開 (2/3ページ)
その活用事例として、多くの古地図を重ね合わせて時代の比較をできる準オープンソースの古地図アプリ開発ライブラリ「Maplat (https://code4history.dev/maplat_flyer_ja.pdf)」を使い、水戸市の観光や歴史教育に利用可能なサイトを構築しました。当初は江戸初期、万治4年、明治23年、大正4年の4つの地図から提供を開始し、今後1年程度をかけて徐々に地図を増やしていく予定です。
Code for History代表、大塚のコメント:「水戸の豊富に公開された古地図や観光データを見て、これらを活用する事例を作りたいと考えました。この取り組みが評価されれば、他の自治体も積極的に情報公開するきっかけになるかもしれません。水戸には既に、『水戸の城下町Map』という、正確な地図と重なるように編集された優れて魅力的な古地図系コンテンツがありますが、編集古地図は編集コストが多くかかるため、多くの時代を作ることはできません。Maplatを使うといくつもの時代の無編集の古地図を低コストで重ね合わせられるので、編集古地図の弱いところを埋めることができます。またMaplatは正確な地図も扱えるので、『水戸の城下町Map』自体も『ぷらっと水戸』の中で使わせていただけるよう、今後各方面に働きかけていきます。」
Maplatは、不正確に描かれた古地図や絵地図の上に正確なGPS現在位置を表示したり、正確な地図と重ね合わせたりといったWebサイトを作成できる準オープンソースライブラリで、古地図や絵地図を用いた観光、教育などの用途のWebやネイティブアプリ作成に、基本的にどなたでも無償で自由に利用できます。不正確な地図の座標系と正確な地理座標系との間の対応づけを、独自の特許取得技術(特許6684776)で実現しています。