ダイオウイカと死闘を繰り広げていたマッコウクジラの死体が打ち上げられる(オーストラリア) (2/3ページ)
・ダイオウイカとの格闘の痕が体に残されていた
危険な死体でも、生物学者にとっては格好の研究素材だ。専門家の検査では、死体の表面に吸盤の痕のようなものが発見されており、どうやらダイオウイカと格闘したらしいことがうかがえるという。
マッコウクジラの体長は15メートル前後、対してダイオウイカは特に大きなものは体長18メートルを超えたとも言われており(日本での発見例では最大で6.5メートル)どちらも巨大種だ。
ブヌロン環境センターのマイク・クリーランド氏によると、吸盤の直径は最大のもので10センチもある。
マッコウクジラは1キロ以上も潜ってダイオウイカを食べることがあるのだが、イカも身を守ろうと触手をからめて抵抗するので、そのときに吸盤の痕がつくのだそうだ。
ただし、このクジラが死んだ理由がダイオウイカとの戦いによるものかどうかは不明だそうだ。明確な死因はわからず、ただ普通に寿命を終えて、浜に漂着しただけという可能性もあるそうだ。