サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「ロードトゥフェイムが勝つ」 (1/2ページ)
クラシックは、目と鼻の先。今週は皐月賞トライアル、スプリングSが中山のメインだ。弥生賞ディープインパクト記念ほどではないにせよ、近年、皐月賞やダービーに繋がる一戦として重みが増してきた。
03年に馬単が導入されて以降、これまでの18年間、ここで勝ち負けしてクラシックでも、という馬は、03年ネオユニヴァース(皐月賞、ダービー)、06年メイショウサムソン(皐月賞、ダービー)、09年アンライバルド(皐月賞)、11年オルフェーヴル(3冠)、13年ロゴタイプ(皐月賞)、15年キタサンブラック(菊花賞)など、枚挙にいとまがない。
距離は皐月賞より1ハロン短いが、本番とは中3週。調整面を考慮し、こちらを前哨戦とみて重きを置く向きも多くなっている。
今年の顔ぶれも厩舎期待の素質馬ぞろい。クラシックを見据えるうえで、目が離せないトライアルと言っていいだろう。
有力馬の一頭、ボーデンは未勝利戦を勝ち上がったばかりだが、その勝ちっぷりがすごい。勝ちタイムの1分45秒2(東京芝1800メートル)にも驚かされるが、ほとんど追ったところがなく、2着馬に6馬身もの差をつけている。能力の高さは推して知るべしだ。
祖母がアドマイヤグルーヴ(エリザベス女王杯連覇)、曾祖母がエアグルーヴ(オークス、天皇賞・秋)という良血であることを思えば納得である。
むろん、他の顔ぶれもスゴい。共同通信杯2着ヴィクティファルス、きさらぎ賞3着ランドオブリバティ、さらにヴェイルネビュラ、レインフロムヘヴンなど、将来を嘱望される馬ばかり。どう転ぶか、わかったものではない。
では、過去18年間の傾向を見てみよう。馬単による万馬券は4回(馬連も4回)。そう大きく荒れることはなく、下馬評どおり有力どころが上位争いを演じている。ただ、1番人気馬の5勝(2着7回)に対して、2番人気馬は3勝(2着3回)。1、2番人気馬同士のワンツー決着はわずか1回のみだ。素質馬による争いであっても、そう簡単に人気どおり決まっていないことがわかる。
穴党として目移りする一戦だが、最も狙ってみたいのは、ロードトゥフェイムである。