400億円の資産をもつ世界一裕福な犬、ジャーマン・シェパード「ガンサー4世」の物語

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400億円の資産をもつ世界一裕福な犬、ジャーマン・シェパード「ガンサー4世」の物語
400億円の資産をもつ世界一裕福な犬、ジャーマン・シェパード「ガンサー4世」の物語

image credit: youtube

 お金持ちが幸せであるとは限らない。故にお金持ちのペットだからといって最高に幸せなのかどうかはわからない。だがしかし、飢えに苦しむことはないし、極上の待遇が与えられることだろう。更に飼い主が亡くなった際には、莫大な遺産を引き継ぐ場合もある。

 前回、飼い主の遺言により5億円の遺産を相続した犬の話をお伝えしたが、アメリカに住むジャーマン・シェパードの「ガンサー4世」は更にその上をいく。

 現在4億ドル近く(約400億円)の財産を所有しており、世界で最も裕福な犬としてその名をはせている。

The REAL Story of the RICHEST DOG in the World

・世界一リッチなジャーマン・シェパード

 現在、世界で最も裕福な犬として知られているジャーマン・シェパード「ガンサー4世」の物語は、ドイツの伯爵夫人カルロッタ・リーベンスタインなしには語れない。

 1992年、カルロッタ伯爵夫人は愛犬のジャーマン・シェパードのガンサー3世を残してこの世を去った。

 夫人には近しい相続人がおらず、自分の全財産をガンサー3世に託す遺言書を残した。ガンサー3世は、夫人の8千万ドルの相続主となり、その財産はガンサー3世の子孫へも引き継がれることが遺言書に明記されてあった。

 ガンサー3世の世話人は、莫大な財産を更に増やすべく、戦略的投資とベンチャー企業を通じて、犬のために多額の富を築き上げようと献身的な活動を行った。

 そして、現在ガンサー4世とされるジャーマン・シェパードがその富を相続している。だが、ガンサー4世は28歳と推定されている。

 ジャーマン・シェパードの平均寿命(10~13年)を考えると、おそらく今の4世は、正しくは本来の4世の孫にあたる5世もしくは6世ではないかと言われている。


・ガンサー4世の富を管理するガンサー・コーポレーション

 本来、動物は金融財産を直接所有することはできないが、海外では飼い主が作成したペット信託を通して富を継承することは可能だ。

 管財人は基金からのお金がいつ、どれぐらい使われるかを決定することができる一方で、犬の主介護者がその費用を要求し、動物の健康管理に直接の責任を負う。

 飼い主の遺志により指名された人物、もしくは法廷で任命された適任者は、信頼のもと財産が適切に管理され、資金が唯一の受け取り主である動物の利益にのみ使用されることを保証しなければならない。

 多くの場合、ペットの飼い主は詐欺を防ぐためにペット基金からお金を引き出す管財人の能力を数年に制限するようだ。

 通常は、財産を相続するペットの推定寿命に合わせるが、ペットが亡くなった後は指定された慈善団体に残りの財産が寄付されるというケースも少なくない。

 現在、ガンサー4世の財産は、イタリアのピサを拠点とするマルチメディア・プロダクション会社のガンサー・コーポレーションによって管理されている。CEOはもちろんガンサー4世だ。

 同社は、過去にイタリア・トスカーナでサッカークラブを購入した他、ブルゴーニュと呼ばれる劇場番組を制作するなど、複数のプロジェクトを手掛けるためにガンサーの財産を投資。結果として、それらはガンサーの財産の増大に繋がったと伝えられている。



・マドンナから購入したマイアミの邸宅に暮らすガンサー4世

 2019年の時点で、推定3億7500万ドル(約400億円)相当の財産を所有しているとされていたガンサー4世は、祖父の代から引き継いだ財産で、2000年にマドンナから750万ドルで購入した地中海スタイルの広大なマイアミ邸宅に住んでいる。

 人間でも生涯使い切れないほどの財産を持つガンサー4世は、毎日豪邸でメイドや執事など数人のスタッフに世話をされる贅沢な暮らしを送っており、広い庭で駆け回り、プールで泳ぎ、ステーキやトリュフ、キャビアなど高級な食事を与えられているという。


El Perro Mas Rico Del Mundo Su Lujosa Vida

 ガンサー4世の豪邸は、24時間体制のセキュリティで万全に守られているが、ガンサー4世は主に寝室を使うのみで、他の部屋は映画や撮影用に貸し出しているそうだ。

 企業のCEOであるガンサー4世の移動は、もちろんリムジン使用だ。そのリムジンに乗って、ガンサーは時折オークションにも参加する。

 2001年には、2人のスタッフと共に、イタリア北部で開催された高額オークションで、110万ドルのトリュフを落札したと言われている。

 もし、ガンサー4世が旅立てば、おそらく4世の子供に財産が引き継がれていくのだろう。というか実際にはもう5世とか6世なのかもしれないが...

 管財人や世話人たちは、ガンサー4世の資産管理に気を配り、伯爵夫人が残した王朝の財産が今後も成長し続けることを願って、献身的にガンサー4世の世話と投資に励んでいるということだ。

References:The_Gunther_Corporation / odditycentralwritten by Scarlet / edited by parumo
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