タピオカブームを仕掛けアパレルでも成功「令和のヒットメーカー」の原点 (2/3ページ)
――台湾の国民的カフェブランド「春水堂」を日本に誘致したエピソードにしても「スーツに見える作業服」を作り上げたエピソードにしても、事業への熱量の大きさが人とは比較にならないと感じました。本の中では「ゼロからイチを作る際の熱量」のお話をされていましたが、この熱量の源泉は何なのでしょうか?
関谷:「つまらない人生を送りたくない」という気持ちが強いのかもしれません。20代の頃は「成功したい」と思っていましたし、30代の頃は自分で何かを成し遂げたかった。40代となった今は世の中を良くしたいと思っているのですが、そうやって自分の気持ちが変わるなかで一貫しているのが、「平凡な人生で終わりたくない」という思いなんだと思います。
――「世の中を変えたい」というのは、具体的にはどういう気持ちですか?
関谷:世の中にある矛盾を解決したいとも思いますし、「こういう商品があればいいのに」ということも考えます。もちろん、僕らがもっと社会に対して影響力を持ちたいとも思いますね。
――そういう思いは「オアシスライフスタイルグループ」のスタッフの方々にも共有されているのでしょうか。
関谷:そうですね。単純な給料の額であったり「儲かればいい」という考えには皆あまり興味がなくて、今アパレル事業の方で掲げている「アパレル界のアップルになる」というビジョンであったり「世界一を目指す」という目標に面白さを感じてくれているように思います。
「海賊王に俺はなる」じゃないですけど、それぞれが面白いと思える共通のキーワードのもとに集まってきてくれているのではないでしょうか。
――採用も独特で、関谷さんが友達になりたいと思えた人を採用する、と。
関谷:そうですね。まさに今お話ししたビジョンに共感してくれる人であるのはもちろんですし、僕らが世界で一番やりたいことを一緒に追求してくれる人を採用しています。上下関係のないフラットな関係のなかで、本当の意味で遊びよりも仕事の方が面白いと感じられるような環境を作るのが目標です。