地球のマントルは、原始惑星「テイア」の名残であるとの新説 (3/3ページ)

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地球の内部構造
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・惑星と地球の激突をシミュレーション

 その裏付けとして、研究グループはおよそ45億年前の地球をモデル化し、火星サイズの惑星が衝突したらどうなるのかシミュレーションを行なっている。

 想定されたテイアのマントルは、鉄が豊富で、極端なまでに密度が高い。この条件だと、衝突によってテイアは破壊され、一部の欠片が宇宙に飛ばされ月が誕生する。

 だが、マントルの大部分はバラバラになって地球に散らばる。それらはやがてマントルへと沈み始め、数十億年が経過すると再び融合して、LLSVPが形成される。


What Happened To The Theia?

・まだまだ謎めいた月の存在

 なおジャイアント・インパクト説はもっとも有力な説であるが、それ以外にも月誕生に関する仮説は提唱されている。身近な天体のようで、さまざまなミステリーが隠されているのが月という存在だ。

 この研究は、今年の月・惑星科学会議で発表された。また『Geophysical Research Letters』への掲載が予定されている。

References:New theory suggests large blobs of material in Earth's mantle are remnants of protoplanet Theia/ written by hiroching / edited by parumo
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