宇宙に数か月滞在すると心臓の大きさが4分の1以上も縮むという衝撃の事実が発覚 (1/2ページ)
2016年3月、アメリカ航空宇宙局の宇宙飛行士のスコット・ケリー氏は国際宇宙ステーションに1年近く滞在し、ようやく地球に帰還した。
『Circulation』(3月29日付)に掲載された研究によれば、驚いたことに、彼の心臓は4分の1以上も縮んでしまっていたという――。
・1週間で0.7グラムずつ心臓が縮む
スコット・ケリー氏は340日間の宇宙滞在で毎日の運動を欠かさなかった。そのメニューは、ランニング、エアロバイク、ウェイトリフティングと、それなりの運動量に思える。にもかかわらず、1週間で0.7グラムずつ縮んでいたのだ。
なぜそんなことになってしまったのか? それは地球のような引力がないために、心臓が楽できてしまうからだ。無重力ならば、地上にいるときよりも、少ない力で血液を送り出すことができる。
なお心臓は27%軽くなっていたが、ケリー氏はそれまで通り健康で、体調を崩すことも、それらしい兆候が現れることもなかった。
・地球上でも心臓が縮む体験をした男性
同じ現象が地球上でも確認されている。