飛行機内で隣の男性に寄りかかり「俺に触るな」と騒ぎ暴行 理解しがたい異常な行動のワケは (1/3ページ)

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 飛行機に乗ったとき、機内で快適に過ごせるかは、「隣に座る人」にもよるだろう。海外では、隣に座った人がとんでもない人で、飛行機を緊急着陸させる事態にまで発展したようだ。

 機内で隣の席に座った男性に暴行を加え、飛行機を緊急着陸させたとして、アメリカ連邦捜査局が男を逮捕したと海外ニュースサイト『New York Post』『Daily Mail』などが3月19日までに報じた。

 記事によると3月17日、アメリカ・ニュージャージー州に住む45歳の男は、同州ニューアーク空港発マイアミ行きの飛行機に搭乗したという。飛行機が水平飛行に入った後、男はトイレに立った。トイレから戻ってきた男は、落ち着きがなく、大きな声を上げるなど、明らかに様子がおかしかったそうだ。男の隣に座っていた男性Aは、男が寄りかかってきたため、両手で制止したところ、男は「俺に触るな」と突然叫び、Aの顔面に殴りかかり、耳に噛みついた。Aの眼鏡は割れ、耳や顔から激しく出血。近くにいた乗客男性B、Cらが間に割って入り、男を制止。男が暴れたため、ベルトなどを使って拘束したという。機内に偶然いた医師が精神安定剤を男に注射して、男は大人しくなったそうだ。

 この混乱により飛行機は、サウスカロライナの空港に緊急着陸。男は着陸後、飛行機を降ろされ、空港警察に逮捕された。男のポケットからは、覚せい剤の一種メタンフェタミンが見つかったという。被害者らは病院に搬送され、Aは顔や耳を7針縫うけが、Bは鼻を骨折、Cは軽傷を負った模様。なお、飛行機は3時間ほど遅れて目的地のマイアミに無事到着した。逮捕された男は、暴行、違法薬物所持、航空機内での犯罪行為など複数の罪で起訴され、今後裁判が開かれる予定だ。現在、男は保釈金を払って釈放されている。弁護士を代理人としているようだが、罪状認否は不明だ。

 このニュースが世界に広がると、ネット上では「恐ろしい。隣の席に座る人は選べない」「被害者が気の毒。たまたま隣に座っただけ。運が悪かった」「飛行機の遅延は、迷惑極まりない。一生刑務所に入っていろ」「耳に噛みつくとか普通じゃない」「薬物中毒者は飛行機に乗らないでほしい」「持ち物検査は機能していないな。

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