自宅から突如姿を消した7歳の少女、同居していた男の不可解すぎる行動の理由とは【未解決事件ファイル】 (2/2ページ)
しかし、25日の午前2時、祖父母がカラオケスナックから帰宅したところ、Bが家にいないことに気づく。祖父母は父親にBがいないことを伝えたが、父親は「明日聞く」といってそのまま寝た。そして、夜が明けた。Bが帰宅したのは午前6時30分だった。
真冬の北海道で忽然と姿を消した男子中学生、新宿2丁目での目撃証言や不可解なメールの真相とは【未解決事件ファイル】
警察は被疑者としてBから事情聴取を行った。Bによると、24日午後10時30分頃、友人に電話するために公衆電話に向かったという。その後、自分の車を使って郡山市まで行こうとしたが、バッテリーが上がっていたため断念。その後、周辺をうろつき時間をつぶしていたそうだ。列車で行こうと考え、最寄の船引駅に向かったものの、その時点で最終列車が出発済であり、午後11時過ぎに駅前のタクシー広場でタクシーを拾い、郡山駅に向かったという。警察が調べたところ、実際にBを乗せたというタクシー運転手が見つかった。その後、郡山駅に着いたBだが、友人に電話しても待ち合わせ場所に来てくれなかったため、近くのデパートにあるベンチで仮眠を取った。そして始発列車で帰ってきたという。
なぜ夜中に郡山市に向かったのか。Bによれば、24日に親友から突然電話で「精神に異常をきたした」と伝えられたという。そして、「親友とは別の友人」から親友の状態を聞くために、郡山で待ち合わせしたというのだ。結局、その友人は寝過ごしたため、待ち合わせ場所に来なかったという。後に、Bと待ち合わせをしたとされる友人が警察に事情聴取を受けたが、「そんな約束はしていない」と述べている。Bのいた船引駅からタクシーで向かった郡山駅までは約22㎞、当時のタクシー料金で7000円近くかかったそうだ。郡山駅近くのデパート前でBに声をかけたという客引きが見つかったことから、移動した事実は間違いない。しかし、待ち合わせが嘘だとしたら、何のために金をかけて移動したのだろうか。
結局、Bが事件に関与した事実は確認されなかったため、2週間の勾留の後に釈放。Aさん宅に戻り、給料を受け取った後に退職し実家へ帰っていったそうだ。
その後、事件に進展は見られないまま、2021年4月現在もAさんの行方は分かっていない。事件から2か月後、Aさんの母親は当日宿泊していた姉妹から「夜12時に何者かがAさんを優しい声で呼んでいた」という証言を得る。事件後の警察による事情聴取ではショックのせいか、警察を怖がったのか何も答えられなかったという。母親は警察にこの証言を伝えたが相手にされなかった。
自宅から忽然と姿を消したAさんは、一体どこに消えたのか。