自宅から突如姿を消した7歳の少女、同居していた男の不可解すぎる行動の理由とは【未解決事件ファイル】 (1/2ページ)
1991年7月25日、福島県船引町(現・田村市)に住む当時7歳の少女Aさんが、突如自宅から姿を消す事件が発生した。行方不明になった当日、Aさんの自宅には同じ小学校の友達2人が泊まりに来ており、ベッドに並んで一緒に寝ていたという。
Aさんがいなくなったことに気づいたのは、25日午前5時半過ぎ。前日から泊まりに来ていた友達姉妹2人が、一緒に寝ていたはずのAさんがいなくなったことに気づき、Aさんの両親に知らせた。
Aさんの父親は建築会社を経営しており、自宅は事務所を兼ねた大きな2階建ての建物。Aさんの両親と祖父母、そして長男と次男、父親の姪とその交際相手である従業員Bの計9人が同じ屋根の下で暮らしていた。
騒ぎを聞きつけた家族はすぐに辺り一帯を捜索。しかし、Aさんの姿はどこにも見つからず、警察に通報することになった。
一体、Aさんはどこに消えたのか。Aさんが最後に確認されたのは、24日の午後10時30分。母親がAさんと友達の様子を窺いに部屋を訪れ、寝ている3人を確認したという。その後、1人で夜に家を出たのだろうか?家族によると、Aさんは非常に怖がりで、夜中に1人でトイレに行くことができなかったそうだ。さらに、どこかに出かける際には必ずメモを残していたといい、勝手にそれも夜中に出かけることは考えにくいという。
警察は事件から1か月の間に、述べ4000人近くを動員してAさんの行方を追った。捜索範囲は半径6キロにも及び、徹底した聞き込み捜査も行われた。現場となった自宅では警察犬を導入してAさんの痕跡を探したものの、一階にある玄関先で警察犬の反応は途絶えたという。自宅からは当時住んでいた人物以外の指紋は発見されず、外部から侵入した形跡も見つからなかった。
捜索が行き詰まる中、自宅に住んでいた人物の1人が捜査線上に浮かび上がる。姪の交際相手Bだ。実は彼、Aさんが失踪した24日から25日にかけて不審な行動が目撃されていた。母親がAさん達を確認した後、Bが何も告げずに外出した。この時点ではコンビニに出かけたのだろうと母親は考え、気にも留めなかった。しばらくすると、玄関の閉まる音と階段を上がる音がしたため、母親はBが帰宅したのだろうと思った。