どうする進次郎環境相、「LCA規制」で自動車業界100万人がクビの危機!? (1/2ページ)
3月11日に行われた記者会見で、近い将来、日本の自動車輸出が直面する「LCA(ライフ・サイクル・アセスメント)」の問題に触れ、「今のままだと海外でクルマを作るしかなくなる。対応を誤れば、自動車業界550万人のうちの70万人から100万人の雇用に影響が出てくる」と、危機感を示した自動車工業会の豊田章男会長。
「LCA」とは、製品やサービスに対する、環境影響評価のことで、商品を製造から輸送、販売、使用、廃棄、そして再利用に至るまで各段階で環境負荷を明らかにし、改善策を検討するというものだ。自動車ジャーナリストが語る。
「自動車の分野では、ヨーロッパが2030年から厳しいLCA規制を採り入れる方向を打ち出していますが、具体的には部品の生産から組み立て、廃車に至るまですべての過程で排出する二酸化炭素量を考えようという取り組みです。そうなると、今、日本で火力発電によって生産されたクルマは電気自動車も含め、LCAに引っかかってしまい、ヨーロッパで販売できなくなる可能性が高い。そうなれば、当然、輸出で得ていた15兆円の外貨が入ってこなくなります。