コロナ禍で中高年世代の「マウンティング」が横行しているワケ (4/4ページ)
「特に日本の中高年世代の場合、いい会社に入って出世することが美徳だと教えられて育った人が多いためか、会社への依存心が強い傾向にあります。しかし、現実問題として会社にしてみれば社員の代わりはいくらでもいるため、社員は会社に一方的に依存している状態ともいえます。正社員はそう簡単に首を切られないと主張する人もいますが、仮に職場で無能の烙印を押されれば、結局は居づらくなって退職を余儀なくされることも。そんな中で、自分の地位を脅かす若手や同僚の存在に不安を感じるのは当たり前の話。それに組織に属している以上、人間関係がうまくいかなかったり、業務を押し付けられたりすることは避けて通れません。そうした不安や不満を解消するための〝心の叫び〟として、マウンティングをしているとも考えられます」
コロナの有無に関わらず、日本のビジネス社会でマウンティングが横行することは必然だったのかもしれない。
(橋爪けいすけ)
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