内視鏡の市場規模、2021年から2028年にCAGR8.0%で拡大見込み (2/3ページ)
これにより、肥満手術の需要が増加し、市場の成長を促進すると予想されます。
さらに、癌の発生率の上昇は、様々な診断や治療プロセスにおける内視鏡の採用を促進しています。例えば、Globocan 2020によると、世界のがん患者数は1,930万人に増加しています。このようながんの罹患率の増加により、がん診断のための生検の需要が増加することが予想されます。さらに、生検のための内視鏡検査や超音波内視鏡検査は、がん診断に好まれる処置の一つです。このように、診断用内視鏡の需要が増加することで、予測期間中の市場成長が促進されると考えられます。
さらに、COVID-19パンデミックが内視鏡市場に影響を与えています。パンデミック中の待機手術の延期や待機手術数の減少は、市場に大きな影響を与えています。また、ウイルスによる感染を抑制するための規制の変更や、サプライチェーンの混乱が、パンデミック時の市場成長の妨げとなりました。例えば、2020年にイタリア北部で実施された多施設調査では、さまざまな病院の内視鏡室でCOVID-19の患者にほぼ遍くさらされていることが明らかになりました。この調査によると、調査に参加した合計41の内視鏡センターのうち、40(97.6%)のセンターがCOVID-19のパンデミックにより内視鏡活動が低下したと報告しています。