次世代型サムライ!男の着物「和次元 滴や」から2021年の春コレクションが発表 (2/6ページ)
薄いイエローをベースにして、腰回りと裾付近の2段階の高さで、水面を描いた印象派の絵画のようにブルー系の色を水平方向に流した柄行きになっている。生地は、発色の良いポリエステル素材のグログランなので、適度なハリがあり、シワになりにくい特性を持っている。この風合いによって、ヒダが際立って、末広がりな美しいシルエットを形作ってくれる。
片身替えの小袖は、麻混の再生繊維の同素材を2色の顔料で染め分けて、仕立てている。左半身を淡いペパーミント、右半身を薄いベージュに配色。
Code : FSPC 廿壱丿零弐
片揚羽刺繍のローブ
片揚羽の刺繍を背紋としたスタンドカラーのローブ。無地部分も まだら模様の織地紋。
背紋の位置へ大きめに施された片揚羽模様は、今コレクションより導入した技術を駆使した精巧な刺繍だ。画像をよく見ていただければ、揚羽蝶の3枚の羽が、消炭・銀鼠・薄紫の3色で刺繍されていることが分かるかと思う。どれも日本の古典的な色目だが、ベースとなる生地の艶消し黒に映え、且つ 図柄が立体感を持つように配色してみた。また、ベースの表地も、落ち着きのある色合いだが、よく見ると まだら模様の織り紋様が広がっていて、表情に飽きが来ない。