『ヒルナンデス』で怪奇現象!“いないはずの人”の声が…
日本に元気と笑顔を届けるバラエティー番組『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)が、その方針に反し、お茶の間に恐怖を与えてしまった。
この日は、日本テレビ系で放送されている長寿アニメ『名探偵コナン』劇場版最新作の公開日。番組はこの宣伝に、映画のダイレクトマーケティング企画でテコ入れを図った。スタジオには、20年来の大のコナン好きという『SixTONES』京本大我が登場し、作品の魅力を映像やフリップで熱弁。
また、主人公・江戸川コナンの着ぐるみも登場し、出演者とのやりとりに合わせ、コナンのセリフも流されていった。セリフは事前収録されたものを状況に応じて流しているようで、かなりぎこちなさが目立つ場面も。なるべく自然なタイミングで挿入しようという、スイッチャーの努力が垣間見えるものとなる。
退場したコナンの声が流れ続けるホラー京本はコナンの魅力を授業形式で説いたのち、ばっちりと最新映画の宣伝も挿入。「京本大我くん、コナンくんありがとうございましたー!」と拍手の中でコーナーは終わるのだった。ここでコナン・京本ともに退場するのだが、その後のVTRでも、コナンの声が響く場面があったのだ。まるで心霊現象のようなこのシーンに、視聴者は
《あれ? コナン君まだいる? 笑い声が…》
《ヒルナンデス見てんだけど、もう出番終わったはずのコナンくんの笑い声が聞こえてきて怖い》
《コナン君もういないのにコナンくんの声流してるし大丈夫か?》
《回線切り忘れたのか皆がVTR見て笑ってる声に思い切り笑い声乗っかってた(笑)》
《コナンくん撤収したよね? 声聞こえた気がするンだけどw》
《コナンくんいないのにコナンくんの笑い声聞こえてホラーなヒルナンデス》
など、恐怖に包まれた。
これも、あえて謎を残す映画の宣伝だったのだろうか。