バッハ会長の直電の効果は!? 北朝鮮「東京五輪不参加」の思惑 (3/3ページ)

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さらにアイスホッケー女子では史上初となる南北合同チームの結成を要請し、その功績がメディアを通じて全世界に報じられた。同年3月には北朝鮮を訪れ金正日総書記と会談、その際、東京オリンピック・パラリンピックに参加する意向を伝えられたとされる。

「ところがその後、世界選手権で南北合同チームが結成された柔道の混合団体をはじめ、五輪でバスケットボール女子、ホッケー女子、ボート競技での合同チーム結成を掲げたものの、結局、どれも実現せず。バッハ氏としては、せっかく骨を折って平昌五輪で南北融和をアピールしたにも関わらず、そのムードも消えつつある。だからこそ、なんとかもう一度、自らが音頭をとって存在感を示したいという思いがあるのでしょう。また、当然のことながら北朝鮮の不参加により、各国の不参加連鎖があるかもしれない。なので、バッハ氏としてはなんとしても北朝鮮の不参加を食い止めたい。ただ、北朝鮮としては当然、そうした相手の思惑は承知の上ですからね、あと3カ月、正直蓋を開けてみるまではわからないということです」

 平和の祭典と呼ばれるオリンピック。だが、オリンピックを政治利用してはならない、という言葉が空しく聞こえるばかりだ。

(灯倫太郎)

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