「いじめてるって言われる」安藤優子が嘆く“風評被害”に共感が少なかったワケ

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「いじめてるって言われる」安藤優子が嘆く“風評被害”に共感が少なかったワケ

 キャスターの安藤優子が4月18日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演し、自身が被ったという風評被害について振り返っている。

 番組には、お笑いトリオ「3時のヒロイン」の福田麻貴がゲスト出演し、容姿や体型をイジるネタを今後は封印していく考えであることを表明した。福田はその理由として、プロの芸人と一般人との間に価値観のズレが生じ始めたとし、ネタとして口にしたイジり発言がリアルな口撃として解釈されるケースが増えたことも要因の一つだと話している。

 それを受け、安藤は視聴者がネタをリアルと錯覚してしまうという現象を自らも情報番組の中で痛感したことがあるとし、「出先の記者に質問するじゃないですか。『それはどういうことですか?』って。すると、『いじめてる』みたいに言われる」と困惑。続けて、「どうなってるのかがよくわからないから、その記者に聞くのが私の仕事で役目じゃないですか」と嘆くと、現場の記者に適切な質問をすることは当然のことだとし、「いじめてない!」と主張した。

「どんな緊急事態下にあっても常に冷静沈着で、迅速な対応と取材力を発揮してき“デキるキャスター”の安藤だけに、そのしゃべり方や厳格な空気感がまるで圧をかけているように見られてしまうのでしょう。

 安藤といえば、直近の大きな炎上案件として、昨年8月に京都の嵐山を取材した女性ディレクターへの“詰問騒動”が記憶に新しいところ。当時、40度超えの猛暑だった嵐山の歩道からマイクを通じてスタジオへリポートしていた女性ディレクターでしたが、次第に記憶が飛んでいるようなしどろもどろな様子を見せ始めました。暑さからくるあまりの疲弊ぶりに『一旦お返ししますね』とスタジオに振ったのですが、安藤はこれに『えー』『私、返されたんですね』などと笑いながら反応。熱中症のような症状だった女性ディレクターを心配し、スタジオでは『危ない、危ない』との声が上がるも、安藤は『もう1回お返ししていいですか?』と中継続行を求め、ネットでは『暑さで倒れたらどうするの?』『安藤優子こわすぎ』などと批判が殺到したのです。

 そうした経緯を知る視聴者からは、今回安藤が訴えた“風評被害”に対し、『レポーターが熱中症になってた時の話? あの状態で受け応えさせるのは単に危険で、いじめ以上にヤバいと思ったが』『昨年の盛夏での指示はいじめ以外の何物でもない』『本人が自覚してなくて言葉がキツい人って結構いますからね』『あれは言い訳のしようがないと思う』などといったリアクションが寄せられ、あまり彼女への同情論は見受けられません」(テレビ誌ライター)

 男性キャスター以上のガッツとプロ根性を兼ね備える安藤だけに、たとえ猛暑であろうが、あくまで仕事として取材の続行を要求したに過ぎないという感覚なのかもしれない。しかし、そうした仕事への徹底した厳格さが、視聴者には女性ディレクターを“いじめている”ように見えてしまったのだ。

(木村慎吾)

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