世界の福本豊〈プロ野球“足攻爆談!”〉「阪神のとてつもないサトテル効果」 (1/2ページ)

Asagei Biz

世界の福本豊〈プロ野球“足攻爆談!”〉「阪神のとてつもないサトテル効果」
世界の福本豊〈プロ野球“足攻爆談!”〉「阪神のとてつもないサトテル効果」

 阪神が開幕ダッシュに成功した。5球団と一回り対戦が終わって、16勝6敗で首位に立っている(4月22日現在)。投手陣が安定しているし、そこそこ点を取れている。他球団は故障者が出たり、外国人がいなかったりで、チーム状態が悪いのもある。でも、何より大きいのはサトテル効果やろな。ドラフト1位の佐藤輝明の存在がベンチを明るくしている。

 ほんまに客を呼べる選手。いくら三振しようが、次の打席でとてつもないホームランを打つかもという期待感がある。ファンだけでなく、味方の首脳陣も選手もそんな感じで見ている。キャンプからその飛距離にみんな口をあんぐりしてたけど、公式戦でもとてつもないものを見せた。9日のDeNA戦で横浜スタジアムの右中間方向へ場外アーチ。勝利投手の藤浪がヒーローインタビューで「初めて見た。みんなドン引きでした」と冗談交じりに話していたけど、規格外の選手でスケールが違う。

 そら、相手投手も怖いはず。たとえバットの芯を外しても、軽々とスタンドまで運ぶパワーを持ってるんやから。オープン戦では6本塁打の新人最多記録を作って、開幕戦のヤクルトはショートが二塁ベースの後ろを守るシフトを敷いてきた。開幕戦でいきなりシフトを敷かれる新人なんて今まで見たことがない。配球も徹底した内角攻め。日本シリーズでヤクルトの野村監督がイチローに対して行ったような攻め方やった。

 確かに佐藤輝も内角をムキになって振りにいく面はある。三振数が多く、解説者からもいろいろ言われている。でも、僕は今のスタイルを貫けばいいと思う。三振をいくらしようが、最低でもホームラン20本は打つはず。ひょっとしたら30本以上打つかもしれない。これほどの選手に対して、小さくまとまる危険がある指導はしないほうがいい。スーパースターになるような選手は、ほっといても自分で壁を乗り越えていく。

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