脳にチップを埋め込むことで記憶や思考が収集される危険性があると科学者が警告 (1/3ページ)

credit:Neuralink
私たちがネットやアプリを利用したときのデータは企業がモニタリングしており、それがマーケティングなどさまざまな用途に利用されていることはご存知の通りだ。
もしそれと同じことが脳内でも起きるとしたらどうだろうか?
イーロン・マスク氏のニューラリンクをはじめ、脳にチップを移植して、コンピューターや人工知能を生身の人間に統合しようという「ブレイン・コンピューター・インターフェース(BCI)の試みが各方面で進められているが、ある科学者は、その人の記憶や思考が収集される危険性があることを指摘している。
・脳内の記憶や思考が売買される?
こうした電脳化技術の動向について、フュチャー・マインド・センターの設立者スーザン・シュナイダー博士が、人間はリスキーな道を歩もうとしていると警鐘を鳴らしている。
それが普及したとき、医療への利用ではなく、クラウドに接続して人をAIと統合するために使われれば、AIの経済モデルが私たちのデータを売るようになるでしょう。心の内でめぐらされる思考は、もっとも高く買う相手に引き渡されます
シュナイダー博士は、頭の中にチップを移植したときに支払うことになるだろう代償をこう指摘する。「思い出を胸に秘め、思考を自分だけのものにしておくといったことが非常にむずかしくなります」
脳内チップが子供時代の思い出を自動的にクラウドにアップロード。それをどこかの誰かが勝手に利用する。