どちらも最高級の娼婦だけど…日本の「花魁」と19世紀パリの「クルチザンヌ」の違いとは? (2/4ページ)

Japaaan

有名なクルチザンヌには、デュマ・フィスの小説『椿姫』のヒロインのモデルとなったマリー・デュプレシなどがいます。

マリー・デュプレシ/画像出典:Wikipedia「マリー・デュプレシ」

どちらも同じように相手をしてもらうには莫大な金額がかかり、上流階級の女性並の気品や教養を持ち合わせた日本とパリの「高級娼婦」ですが、当然ながらそこには違っている点もありました。

花魁は「公娼」、クルチザンヌは「私娼」

花魁が客を取っていた吉原遊郭は、江戸幕府公認の遊郭でした。

吉原はどんな場所だったの?江戸時代の見取り図や浮世絵で吉原遊廓をご案内

吉原は江戸市中の治安や風紀の維持(性犯罪の防止など)のために作られ、遊女たちは「年季奉公」という形で働く「公娼」だったのです。

その一方、市中には「夜鷹」「提重(さげじゅう)」「飯盛女」など、いわば「もぐり」で売春行為を行う「私娼」も存在し、度々幕府による取締まりの対象となっていました。

パリにも、同じような娼婦の監察制度が設けられていました。

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