松たか子『まめ夫』低視聴率の謎…大好評も“打ち切り”間近の危険水域

まいじつ

画/彩賀ゆう
画/彩賀ゆう

4月27日、松たか子の主演ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』(フジテレビ系)の第3話が放送された。視聴率が下がる一方で、視聴者からの評価はぐんぐんあがっている。

大豆田とわ子(松)は、これまでに3回結婚して3回離婚した〝バツ3〟女性。建設会社『しろくまハウジング』の社長に就任し、最初の夫・田中八作(松田龍平)との間に生まれた中学3年生の娘・唄(豊嶋花)と暮らしている。田中はレストランのオーナー兼ギャルソン、2番目の夫・佐藤鹿太郎(角田晃広)は器が小さいファッションカメラマン、3番目の夫・中村慎森(岡田将生)は、とわ子の会社の顧問弁護士で理屈っぽいひねくれ者。3人の元夫はとわ子のことを〝好きで嫌い〟なようで…。

2017年に大ヒットしたドラマ『カルテット』(TBS系)でコンビを組んだ松たか子&脚本家・坂元裕二氏という組み合わせだったが、初回世帯平均視聴率は7.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)。そして第2話は6.7%、第3話は5.7%と危険水域に入っている。

『まめ夫』は時代にあっていない?

しかし、視聴者からの評価は

《今季一番好きなドラマです。視聴率低いのは時間帯かな?》
《今週も最高だった。無駄を削ぎ落とし、独特な雰囲気のドラマ。見終わった後のスーッとした感じが毎週爽快です》
《久々の面白いドラマなのに、こんなに一気に下がるのが心底不思議。これホントですか?》
《万人ウケは無理だろうけど、思ってる以上に数字低くて意外だわ…こんなに面白いのに》

など、数字の低さに驚く声が多い。

「ここ最近はずっと、1話完結型や勧善懲悪のドラマが人気。わかりやすい敵や目的がある作品が好まれる傾向にあります。アニメでは『鬼滅の刃』や『呪術廻戦』、ドラマでは『半沢直樹』や『恋はつづくよどこまでも』などですね。その点、『まめ夫』は主人公に何か目的があるわけでもないし、何を考えているかもわからない。また、SNSウケする〝考察要素〟もないので、現代で大いにウケるような作品ではないのでしょう」(芸能記者)

ファンにはウケがいいだけに、もう少し遅い時間で放送すれば、名作としてもっと絶賛されていたことだろう。

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