スギ花粉はないが1年中悩まされる物質が…天国の島ハワイ、アレルギー持ちには意外とツライ? (2/3ページ)

リアルライブ

私はヴォッグにもアレルギー症状が出るので、抗アレルギー薬は毎日服用しています」(ホノルル現地住人)

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 もうひとつ、ハワイで注意したいアレルギー症状を引き起こす物質に、ヴォッグ(Vog)がある。ヴォッグとは、Volcano(火山)とSmog(スモッグ)の合成語だ。火山の噴火によって発生するスモッグで、大気汚染の一種とされる。30年以上前から噴火状態の続く、ハワイ島のキラウエア火山から発生する噴煙で、風に乗ってオアフ島や近隣の島々にも飛んでくる。ヴォッグの飛散はキラウエア火山の噴火状況に左右される。小康状態が続き風がなければ飛散は少ないが、爆発的噴火が起こった年は1年中、大量に飛散することになる。このヴォッグがアレルギー症状を引き起こし、ひどい時にはぜんそくの原因にもなるそうだ。

 「私はスギの花粉症持ちです。ホノルルに住み始めてからアレルギー症状が出なくなり、快適でした。しかし、1年を過ぎた頃から、頭痛と鼻づまりのアレルギー症状が出始めました。病院で検査をしてもらった結果、ヴォッグに反応していることが分かりました。風が強い日や風向きによってはハワイ島からヴォッグが飛んでくるので、天気予報は必ずチェックしています」(ホノルル在住の日本人)

 ホノルル市内の病院ストラウブメディカルセンターのアレルギー治療専門医師は、花粉症持ちの人がハワイに来ると、症状が悪化する人もいると医療機関ハワイパシフィックヘルスの取材に答えている。「ハワイは一年中温暖な気候。四季がないため、何らかの花や植物が1年中、花粉を飛ばしている。そもそもアレルギー持ちの人は、免疫機能が敏感で、ヴォッグなど他の物質にも反応しやすい」と話している。

 スギ花粉などのアレルギー持ちの人は、ハワイ旅行の際には、念のため、飲みなれた抗アレルギー薬を持参するようにした方が良さそうだ。

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