スギ花粉はないが1年中悩まされる物質が…天国の島ハワイ、アレルギー持ちには意外とツライ? (1/3ページ)

リアルライブ

画像はイメージです
画像はイメージです

 春先は、花粉症持ちにとってはツライ季節だ。スギ、ヒノキ、イネと次々に花粉が飛んできて、くしゃみや鼻水、目のかゆみに頭痛などアレルギー症状に悩む人も少なくない。

 花粉症のなかでも、特に多いのはスギ花粉であろう。東京都が2016年に実施したスギ花粉患者実態調査によると、東京都内のスギ花粉症有病率は48.8%と推定されるという。東京都民の2人に1人はスギ花粉に悩まされている計算だ。日本全国となると地域差が大きいようだが、多くの人がスギ花粉を発症していることは間違いなく、今や国民病とも言えるだろう。

 スギ花粉症持ちにとって、天国のような場所とも言えるのがハワイだ。温暖な気候のハワイでは、そもそもスギが植えられていないため、スギ花粉自体が存在しない。日本で花粉症に悩まされている人がハワイに来ると、症状が収まって快適に過ごせるという人は多い。しかし、花粉症持ちでアレルギー体質の人は注意が必要だ。ハワイにも、南国ならではの花粉症が存在するからだ。

 ホノルルの旅行会社「Hawaii Aloha Travel」のサイトに掲載中の「ハワイのアレルギー」記事によると、ハワイの地元住民の間では、マンゴー花粉が原因でアレルギーを発症する人が、それなりにいるようだ。マンゴーの木は、2月から5月にかけて花が咲き、花粉が多く飛散する。

 マンゴーの花粉に触れたことがない人が、これらの花粉に少しの期間、触れただけであれば、アレルギー症状が出ることは「まれ」だという。ハワイの短期滞在であれば、そこまで気にする必要はないが、果物や野菜など食物アレルギーのある人や、花粉に敏感な人は注意が必要だろう。

 「マンゴーの花粉が飛び始めると、すぐに分かりますね。鼻がムズムズして、くしゃみとせきが止まらなくなります。職場でも、街中でも鼻水をズルズルとしている人が増えます。

「スギ花粉はないが1年中悩まされる物質が…天国の島ハワイ、アレルギー持ちには意外とツライ?」のページです。デイリーニュースオンラインは、海外などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧