コロナをうつされたと勘違いし彼女を殺害した看護師も…コロナ禍で働く医療関係者の悲惨な事件 (2/3ページ)

リアルライブ

病院に到着すると、女性の家族は病院に受け入れられたが、女性は病床の問題で受け入れてもらえず、病院側は救急車の運転手に女性を別の病院に連れて行くように指示した。

 救急車の運転手は別の病院に行く途中、救急車を止め、救急車の中で女性をレイプした。救急車の運転手はレイプ中、女性に大声を出したらひどい目に遭わせると脅していたそうだ。なお、感染防止対策のため、救急車の中には救急車の運転手と女性以外に人は乗っていなかった。

 その後、女性は病院に運ばれ入院したが、病院でレイプされたことを医師に話した。医師が警察に通報し、救急車の運転手は逮捕されたという。

 さらにイタリアでは、コロナ感染を疑ったことで悲惨な結果をもたらしたカップルがいる。

 イタリア・シチリア島で、当時28歳の看護師の男が、医師で恋人の当時27歳の女性に新型コロナウイルスをうつされたと思い込み、女性を殺害したと海外ニューサイト『THE Sun』が2020年4月に報じた。同記事によると、看護師の男と女性は同じ病院で働いていたという。ある日、看護師の男は、女性に新型コロナウイルスをうつされたと思い込み、女性と一緒に暮らす自宅で女性の首を絞めて殺害した。その後、看護師の男は警察に通報し、女性を殺害したと告げたそうだ。

 通報を受けた警察は現場に駆けつけ、看護師の男を逮捕した。警察が駆けつけた時、看護師の男は自らの手首を切り、床で倒れていたという。女性はその場で死亡が確認されたが、看護師の男は病院に運ばれ命に別状はなかった。なお、同記事によると、その後の検査で、看護師の男も女性も新型コロナウイルスに感染していなかったことが判明したそうだ。看護師の男がなぜ女性から新型コロナウイルスをうつされたと思ったのかは不明である。

 感染の危険にさらされながらも仕事をしている医療従事者に対し、ほとんどの人が頭が下がる思いであるだろう。そんな中、こうした一部の医療従事者による犯罪は、懸命に働くほかの医療従事者への冒涜とも言えるだろう。

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