藤岡弘、 自分の子供が芸能界デビューしたことについては… (1/2ページ)
テリー 最近は健康面はまったく問題ないんですか。
藤岡 そうですね。初期の頃からスタントなしでアクションをしていて、そういう現場って行ってみないと何をするかわからないんですよ。それで不安が生じると、迷いが出て危ないんです。だから不安が生じないように耐えず筋肉に刺激を与え、関節を柔らかくして、自分を整えるということをずっと続けているんです。そのためか、ケガ以外で病院のお世話になることはないんですよね。
テリー 人間ドックやガン検診は?
藤岡 たまにちょっと気になるなと思って行くと、異常がないので、甘えちゃって。ほとんど行ってないですね。
テリー 行ってくださいよ。藤岡さんは日本の宝なんですから。
藤岡 いやぁ、アハハハハ。そうですね、行かないとダメですよね。
テリー 昔からいろいろな武道をやられてますけど、それも自分を整える意味が大きいんですか。
藤岡 大きいですね。武道をやると、まず自分の身が引き締まって自信が湧いてくるんですね。体の中でムクムクと燃えてくるというかな、闘争本能というか、そういうものが構築されて、自分がいちばんアクティブになって安心感があるんですよ。それが日常の中で習慣になってしまってるから、武道場に座ると、気持ちがスーッと落ち着いて、精神がおさまっていくんです。
テリー 道場には週何回ぐらい行くんですか。
藤岡 会社に道場をつくってるので、朝でも夜中でも気が向いた時に行きますね。そこで武道の型をやると、無心になってすべてを忘れてしまうんですよ。そのひとときがとても私にとって心地いいんです。それがひとつの精神的な自己管理の方法ですね。