LiSA、あいみょん…パクリ疑惑が浮上した人気アーティストたち

まいじつ

画/彩賀ゆう
画/彩賀ゆう

アメリカでも公開され、大ヒットを記録しているアニメ映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』。同作の主題歌『炎』を歌う歌姫・LiSAに以前、パクリ疑惑が浮上していた。

『炎』のインスパイア元は、2013年に惜しまれつつ解散した3人組グループ『FUNKY MONKEY BABYS』の『桜』。たしかに「炎」と「桜」は全体的な曲調などがよく似ている。とくにサビの部分が酷似しており、「炎」の「僕達は燃え盛る旅の途中で出逢い」という箇所と、「桜」の「ありがとうの涙が今この胸に溢れてるよ」という箇所は、同じ曲なのかと思うほどだ。

パクリ疑惑が浮上した「炎」だが、昨年のBillboard Japanで1億回再生を突破し、オリコン週間アルバム、シングルランキングにて〝令和初〟の「W1位」を獲得。一般層への浸透率で言えば「桜」より遥かに上のため、パクリ疑惑によって「桜」が再評価される可能性もありそうだ。

ここからは、LiSAに限らず、〝パクリ疑惑〟を指摘されてきたアーティストを何人か紹介していこう。

独創的な世界観ゆえに“過去曲”を連想してしまう?

独特の世界観が、若者だけでなく年配層にバカ受けしているシンガーソングライター・あいみょんは、たびたびパクリ疑惑が囁かれてきた。彼女は、今年3月放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演。シングル曲『桜が降る夜は』をフルサイズで初披露した。

ファンからは歓喜の声があがったものの、一部視聴者からは、ロックバンド『WANDS』の大ヒット曲『世界が終るまでは…』と似ていると指摘されている。

実際にネット上では、

《出だしの音が「世界が終るまでは」に似てて、大都会~って歌いそうになるね》
《あいみょん 世界が終るまでは で調べたら同じこと思ってる人結構いて草》
《ワザとなのかな。どっちも良い曲だけど》

との声があがっている。

「『桜が降る夜は』のイントロと、『世界が終るまでは…』のAメロ直前のギター音は、完全一致と言っていいほどソックリです。わずか数秒のことですが、『世界が終わるまでは…』は大ヒット曲であり、印象的なメロディーのため、気になる人が多いのでしょう」(芸能記者)

これまでに、代表曲『マリーゴールド』が、1999年に発売されたゲームボーイソフト『メダロット2』のBGMにソックリだと指摘されてきたあいみょん。懐かしさをウリにしているだけに、90年代ソングと似通ってしまうのかもしれない。

最後は、大人気バンド『King Gnu』の常田大希が率いる音楽グループ『millennium parade(ミレニアムパレード)』。「ミレパ」は今年2月の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に登場。挑戦的な楽曲を披露してファンから称賛を集めたものの、ネット上には〝洋楽のパクリ〟という指摘も相次いでいた。

番組で「ミレパ」は、自身の楽曲『Fly with me』を披露することに。彼らは楽曲のクオリティーが高いのはもちろん、ミュージックビデオの評価も非常に高いグループ。この日のために制作されたスペシャル映像とともに、パフォーマンスを披露し、パンチ力のある世界観を視聴者に見せつけたのだった。

しかし、披露された楽曲に対して

《やさしいスリップノット》
《Slipknotをめっちゃ薄めた感じだなと思いました。すんません》
《ミレパ聞くとどうしてもGorillazを連想する… 私だけかな》

などと、ヘヴィメタルバンド『Slipknot』や、バーチャル覆面音楽プロジェクト『Gorillaz』といったバンドに酷似しているという指摘も多く見受けられた。

たしかに「Gorillaz」は、ダウナー系の曲調やアニメーションを使用したミュージックビデオが特徴的なグループ。2000年代から世界各国で絶大な人気を誇っているため、「Gorillaz」のファンが「ミレパ」を二番煎じと感じてしまうのも仕方のないことだろう。

インスパイアとパクリの境界線がどこにあるか、明確に線引きするのは難しいところ。彼らは人気アーティストなだけに、リリースされた楽曲に賛否が起こるのは仕方がないことだろう。

これからも独創的な世界観でファンを魅了してほしいものだ。

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