今年大注目、日本資本主義の父・渋沢栄一の名言をピックアップ

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今年大注目、日本資本主義の父・渋沢栄一の名言をピックアップ

Japaaan読者の皆さんこんにちは、ライターの小山桜子です。今回は、今年大注目の渋沢栄一(しぶさわえいいち)の名言をピックアップします!

渋沢栄一は、国立第一銀行(現在のみずほ銀行)をはじめ、明治期に500以上の企業の設立・育成に関わった「日本資本主義の父」と呼ばれる人物。

今年2021年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」の主人公として、人気俳優吉沢亮さんが好演さえていることに加え、「令和6(2024)年度上半期に執行予定されている紙幣改定により、1万円札に渋沢の肖像が採用されることになったことでも一躍有名になりました。

夢七訓

「夢七訓。夢なき者は理想なし 理想なき者は信念なし 信念なき者は計画なし 計画なき者は実行なし 実行なき者は成果なし 成果なき者は幸福なし ゆえに幸福を求むる者は夢なかるべからず。一人ひとりに天の使命があり、その天命を楽しんで生きることが、処世上の第一要件である。」

これは渋沢の名言の中でもかなり人気の高い言葉の一つです。夢があるって言えること自体がかっこいいですし、この言葉はなぜ夢がなくてはならないのかも分かりやすく説明してくれていますよね!

人生百年時代

「四十、五十は洟垂れ小僧、六十、七十は働き盛り、九十になって迎えが来たら、百まで待てと追い返せ」

今や人生百年時代。しかし渋沢の生きた時代にこのような事を言っていたというのは驚きですね。九十歳でもまだまだやれる!と言い切ってしまう渋沢の言葉は、私達におおいに夢を与えてくれます。

仕事への向き合い方

「新規に受注した大工事には自然と注意が払われる。しかし日々の小さな工事こそ注意を怠ってはならない」

これは渋沢が明治20年(1887年)から事業経営を手伝った清水組(現在の清水建設)社員へ向けた言葉の一つです。建設業のみならず、全ての事業に当てはまる基本的な、そして基本的であるあまり忘れがちな心がけですよね。

国民の声は国をも動かす!

渋沢栄一

「一家一人の為に発する怒りは小なる怒りにて、一国の為に発する怒りは大いなる怒りである。大いなる怒りは、国家社会の進歩発展を促す。」

これは今のコロナ禍において強く胸に響く言葉です。生きづらい、政府の要請に応じて行動し、それに従って暮らしているが一向に楽にならない、それどころか生活がものすごく苦しい。・・・・・・これは非常事態である今はどなたにも当てはまることだと言えます。

しかし、それはあなたのせいではない。社会全体の問題です。国のやり方で、少しでも「おかしいな」「これってどうなの?」と思うことがあったら、家の中でぶつぶつ言うのではなく、声をあげてみることが大切。渋沢はそう言っているのではないでしょうか。

今のような苦しい時代だからこそ、同じことを考えているのはきっとあなた一人ではないはず。大いなる声はやがて国家をも動かす原動力となるかもしれません。

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