【着飾る恋】キュンの暴力。魔性の男・横浜流星爆誕

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【着飾る恋】キュンの暴力。魔性の男・横浜流星爆誕
【着飾る恋】キュンの暴力。魔性の男・横浜流星爆誕

※このコラムには『着飾る恋には理由があって』エピソード第3話までのネタバレが含まれます。

(c)TBS

真柴と駿の恋に一気に進展があった第3話。新たな友情やクソダサTシャツの功名、真柴シェアハウス緊急退去の可能性など今回も盛りだくさんの内容でした。

■同じクラスになっても絶対仲良くならない存在。真柴と羽瀬

今回は同居人でありながら、謎の多かった羽瀬ちゃん(中村アン)にスポットライトが当てられるお話でした。

周りと深く関わろうとせず、自分の世界で生きている彼女。日頃から着飾ることに興味はなく、スッピンで常に黒い服に身を包み、着の身着のまま。自分の中で一番大切にしているもの(絵)さえ世間に認めてもらえればあとはどうでもいい、というタイプです。

一方、主人公の真柴(川口春奈)はいつもカラフルな洋服で、キャンプでさえブーツにワンピで着飾る隙のなさ。「一番大切な人(葉山社長/向井理)に仕事も自分も全て認められたい」を原動力にしていたわけで二人は全く違うタイプです。

(c)TBS

おまけに羽瀬ちゃんは、自分の内から湧き出るものを自らの絵で0から生み出し表現している自負があるので、インスタで写真を切り貼りしているだけの真柴のことが表現者としてちょっと気に入らない。

ぱっと見ただけでも、カラスのように真っ黒で一瞬男性に見間違えるほどの羽瀬ちゃんと、フワちゃんを都会仕様にしたかのような色とりどりのおしゃれに包まれている真柴は、同じクラスになっても絶対仲良くならないであろう二人。それが同じ屋根の下で同居することになるのがシェアハウスの面白さですね。

しかし、ほぼスッピン、髪も真っ黒の切りっぱなしショートで4Kテレビに耐えられる中村アンの顔面戦闘力の高さたるや。視聴者のスカウターがぶっ壊れました。

■ヤンキーの法則発動。ツンデレ羽瀬ちゃん

彼女はぶっきらぼうで、自分の気持ちを人に伝えるのがめちゃくちゃ下手くそ。自分の世界にこもって人と交わろうとしません。

だから誤解を生みやすいタイプではあるけれど、言葉にしないなりに真柴のいいところを影ながらしっかり見て認めてくれていた場面では、羽瀬ちゃんへのキュンが止まりませんでした。

ヤンキーがたまにいいことをすると、普通のことでも50倍よく見えるように、普段言葉数の少ない羽瀬ちゃんの「忙しいのに、絵、見にきてくれてありがとう」はめちゃくちゃ萌えましたよね。慣れないのに頑張って言葉にしたもんだから、片言で「てにをは」がないせりふがまたよい。このツンデレめ!!

一見無愛想だけど彼女のペースで関わろうとしてくれていたわけで、感じが悪いからといって勝手に線引きしたりせず、相手の性格を理解し、個性を認めながら関わっていくことは大切だなぁと令和らしさを感じた場面でした。

■大天才! 3兆円級の“間”を操る「魔性の男・駿」爆誕

(c)TBS

はい、今週も来ました。料理とキュンの天才、藤野駿(横浜流星)による胸キュンラッシュ。

真柴のスマホ依存を指摘し携帯を取り上げる代わりに、自分の手を繋がせ、そこから手が塞がった真柴にあーんをするという、荒れ狂うキュンの暴力! からの、このやりとり。

「最近真柴が夢に出てくる」「じゃあ私のこと好きなのかもね〜」という軽口。からの「ちょっと待って考える」。数秒の間を経て「……そうだね。多分好きだね」。

この間!!! この数秒間に3兆円くらいの価値がある!!!!

この間がないと単なる瞬発的な軽口の応酬になってしまうところを、間があることで冗談に少し本気のエッセンスを加えられるんですよね。待たされることで何を言われるのかというドキドキまで加わって、罪深い魔性の男が爆誕してしまいました。

TBSはとんでもないモンスターを生み出してくれたもんだぜ……ありがとーーう!!!(赤坂の方角に向かって)

■価値観の多様性と明石家さんまイズムを継承する駿

真柴は他人の評価を一番にしているタイプ。駿は他人の評価は気にせず、自分がいいと思ったらそれで満足するタイプ。羽瀬ちゃんは基本人の意見は気にしないが、絵に関してのみ他人の評価に価値を見出すタイプ。陽ちゃん(丸山隆平)はまだ詳しくは描写されていませんが、自分より他人を大切にして自己犠牲の精神で生きているタイプ。

それぞれ全く違うところに重きを置いていて、その違いから生まれる出来事が面白いですよね。

しかし、「空と水と空気があればいい」という駿のスタンスは、完全に明石家さんまイズムを継承していますね。娘さんにつけた名前、いまるの由来「生きてるだけで丸儲け」と同意語のような。

■真柴、逆にクソダサTシャツを着させられるの巻

ネイル、ヒールと、駿によって順番に脱がされてきた真柴。今回は脱スマホ依存かと思いきや、逆に1枚着せられるという新しい事態。アクシデントにより温泉で洋服が川に流されてしまった彼女。

これを機に全て脱ぎ捨て裸一貫の姿に⁈ という訳にはいかず、急遽駿に買ってきてもらったTシャツを着ることになったわけですが、「I ♡ Yamanashi」と素直に定番フレーズとはいかず「I らぶ YAMANASHI」なのがまたクソダサくてよかった。

駿が服を買いに行ったお店で、売店のおばちゃんに真柴への気持ちを吐露させられ、「(買う相手は)好きな子ね!」と感情に名前をつけてもらった瞬間もまたよかった。

まさに怪我の功名ならぬ、クソダサTシャツの功名。そうだよ駿。君はもうすでに「I らぶ Mashiba」なのだよ。

■真柴のみならず全員退去のピンチ浮上?

(c)TBS

留学する予定だった香子さんが詐欺に遭い、予定が白紙になってしまったようですが、真柴は彼女の空き部屋を1年の留学期間のみ使わせてもらう予定で今の家に転がり込んだわけですよね。

今後の香子さんの身の振り次第では、真柴はあの家を出て行かなくてはならなくなる可能性も? 元旦那さんも突然現れ、もしよりを戻すとなれば全員退去もあり得る!?

そして、向井理史上最も贅沢な使われ方をしているこのドラマ。向井理といえば主役だってはれるほどの超人気俳優。

しかし、失踪したがゆえに毎回、回想シーンや一瞬街で見かける程度の数分しか拝むことができません。あまりに贅沢すぎて、画面に出てくるともはやありがたさすら感じる尊い存在に。はよ帰ってきてくれー!

(やまとなでし子)

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