令和の家づくりのキーワードは「住むだけでお金が貯まる」 (2/3ページ)

新刊JP

また、節約面でもう一点、「3.0」の家は構造や湿気対策がしっかりなされているため、メンテナンス費用を抑えられるという。

●「健康になれる」

なぜ、家と健康が結びつくのか疑問を抱いた人もいるだろう。

たとえば家の中の「温度」や「湿度」、「空気」といった要素は体調に大きく関わってくる。そこで平松氏は通気断熱に優れた「WB工法」と呼ばれる工法を採用し、家づくりを行っているという。

そのポイントは3つ。1つ目は壁の中を空気が流れる仕組みのため、通気性が高い。2つ目は形状記憶合金を使い、自動的に気密性をコントロールする。3つ目は内壁が湿気を通すため、においや化学物質も室外へと排出される。

しかし、コストがそれなりにかかるのではないだろうか。それに対し、平松氏はWB工法の方がトータルのメンテナンスコストを考えても圧倒的に安いと述べる。高気密・高断熱住宅の場合、機器設備のメンテナンスやフィルター交換などが必要だが、この工法であれば機械を使わないため、そうしたコストが発生せず、維持管理もラクだという。

●「長く住める」

また、WB工法によってつくられた家の中は季節に応じた適温に保たれていて、空気のよどみが起こらないように対応されている状態になっている。この工法なら、においだけでなく、湿気もたまらない。結露しにくく、カビや腐食菌も生まれにくいため、家の構造自体が長持ちするという。

また、地震大国・日本に住み続ける以上は、大地震による倒壊リスクも排除できない。そこで「耐震等級3」の認定取得、建築時の「品質管理」、何度も大地震が起きても倒れないようにするための「構造計算(許容応力度計算)」、そして長く安全に住むための「維持管理」という4つの条件をクリアすることでタフな家をつくることができる。

「令和の家づくりのキーワードは「住むだけでお金が貯まる」」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る