「人流抑制」で地球環境にプラス!? 家の内外で激増した生物とは? (2/2ページ)

Asagei Biz

人間が消えた代わりに、ウェールズではヤギが街中を歩き、日本でもシカが地下鉄にまで現れた、等々……。2020年の化石燃料によるCO2排出量は、世界全体で7%減少した数字だったと推計もされている。

 と聞けば、環境面での影響は良いことずくめのように思えるのだが、生き物にとっての生息環境が良くなれば、それは当然人間にとっての“天敵”にも等しく当てはまるもので……。そう、あのゴキブリも増えているのだ。

「悪環境に強いゴキブリの場合だと事情は少し異なり、ステイホームで人間が家にいることで逆にエサが豊富になったせいで、害虫の駆除業者によっては昨年は例年の2倍以上の依頼が舞い込むといった状況にありました。ゴキブリだけではなくステイホームでの換気の必要性から虫が室内に飛び込んできたりするので、アース製薬やフマキラーといった虫ケア用品の会社は好調です。これらの会社は除菌や洗浄といった日常生活のケア用品も扱っていますからね」(経済ジャーナリスト)

 ホタルは良くてゴキブリは良くないというのも勝手そのものだが、ニューノーマルやステイホームで家にいつつもやはり人間の勝手で環境を破壊しているという。

「買い物袋の有料化で急いで脱プラスチックを急いでいる一方、2020年のプラゴミ排出量はこの10年で最多を記録しました。また、マスクが川に流されて海に流れ着くことで海洋生物への悪影響も指摘されています」(前出・ジャーナリスト)

 どこまで行っても人間のエゴは業深いようだ。

(猫間滋)

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