サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「リアアメリアの好走条件揃った」 (1/2ページ)

アサ芸プラス

サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「リアアメリアの好走条件揃った」

 今年で16回目と、歴史の浅いヴィクトリアマイルではあるが、同じ舞台装置(東京の芝マイル戦)といっても、先週の3歳若駒による一戦とは違う。牝馬同士とはいえ、各世代の個性豊かでマイル戦を得意とするスターの競演。見応えある激しい競馬が期待できるとともに、馬券的にも興味を引くGI戦だ。

 豪華な顔ぶれの筆頭は、何と言ってもグランアレグリアだろう。前走の大阪杯は期待に応じられず4着に敗れたが、4カ月ぶりの実戦で、しかも道悪競馬。しまいの切れが見られなかったのも、やむをえない結果だった。

 しかも今回は最も得意とする東京のマイル戦。昨年の安田記念では、あのアーモンドアイを寄せつけずに快勝したことを思うと、休み明けを一度使われた今回は、掛け値なしの不動の本命と評価していいだろう。

 そのグランアレグリアを包囲する面々もなかなか。デゼル、テルツェット、マジックキャッスル、ランブリングアレー、レシステンシア、マルターズディオサなど、どの馬も虎視眈々。スキあらば──というところだ。

 実際、よく荒れるGIでもある。過去15回で、馬単による万馬券は7回(馬連は3回)。この間、1番人気馬は4勝(2着2回)、2番人気馬は2勝(2着0回)で、1、2番人気馬のワンツー決着はわずか1回のみ。データからも簡単でないことがわかる。

 そしてもうひとつ、4歳馬が圧倒的な活躍をみせていることだ。これまで8勝、2着11回は群を抜いており、続いて5歳馬の5勝、2着3回。6歳馬になると連対率がガクンと落ちて1勝、2着1回だ。牝馬は早熟、早稲が多いが、このGIは、高齢馬の過信はより禁ずべきだろう。

 さて穴党としては、グランアレグリアをはじめとする人気どころに重い印を打てない以上、生きのいい4歳馬に目を向けてみたい。最も期待を寄せたいのは、リアアメリアだ。

 近走の成績がイマイチだけに人気はないが、軽く見てはいけない。新馬─重賞を連勝。クラシック戦線で常に注目されてきた力量馬であり、要は持てる力を発揮できるかどうかだ。

 なので状態のよしあしが問題となるのだが、この中間は大幅な良化ぶりを見せている。

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