コロナ禍でも活況のからあげ市場 「聖地」中津の名店オーナーの経営哲学 (2/2ページ)

新刊JP

つまり「仲間を信じる」ことだ。
井口氏のラクビーでのポジションはスクラムハーフ。スクラムハーフは、自らボールを持って点を取る役目ではなく、フォワードにボールを託したり、トライを狙うバックスにボールを供給して展開を任せるのが仕事のポジション。経営者となった今、人に仕事を任せることに抵抗がないのはが向いていると、このポジションで長年スポーツをしていたことが大きいのではないかと、井口氏は自覚している。
「仲間を信じる」ことができるからこそ、げんきやが大きく成長できて、順調に経営ができている。

げんきやのオーナーであり、からあげプロデューサーとしても活動。2021年3月現在、からあげ専門店プロデュース店舗数日本一を誇り、からあげ文化を広める役目も担っている。「世界中の人を喜ばせたい」「おいしいからあげで笑顔にしたい」という思いが井口氏の原動力になっている。からあげへの熱い情熱を読むことができる1冊だ。

(T・N/新刊JP編集部)

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