長生きは地獄か?コロナ禍の「高齢者医療引き上げ」に悲鳴! (2/2ページ)

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この強引なやり方に一部野党議員からは『コロナにかこつけた火事場泥棒だ!』といった声も上がっていました」

 高齢者の負担割合が2割に引き上げられれば、たしかに、現役世代の負担が年間720億円ほど軽減されるという試算はある。

「ただ、これを一人当たりで計算すると年間700円、1日当たりにして2円程度なんです。一方で国や自治体の公費は相変わらず930億円もある。つまり、こちらを削減すればことが足りる話なんです。そもそも、緊急事態宣言下の厚生労働委員会で、なぜコロナ対策ではなく、年収200万円のギリギリの生活を余儀なくされている高齢者医療費負担を2倍にしようという法案が審議されなければならないのかが、甚だ疑問。しかも、それがどさくさに紛れて強行採決されてしまうんですからね。これでは、現役世代の負担減という大義名分を掲げて、高齢者から金をむしり取ろうとしていると思われても仕方がない。結局、また年金生活をする高齢者が泣きを見ることになりそうです」(同ジャーナリスト)

 一連のニュースを受け、SNS上には、

《自分達の懐が痛まない法案は風のように通すなぁ》《減る年金に増える負担、長生きすることが地獄!の世の中が来るな》《このご時世にさらに個人負担を強いる政府ってどうなの?》と批判のコメントが相次ぎ、さらには、

《国民ばかりに負担を強いてどうするんだ?議員定数削減、歳費の削減がさきだろうが!》《まずは議員の給料やボーナスさげるべき》《高齢者の国会議員は当然10割負担でいいでしょう》といった本質をついた意見も。

 国民の血税で訳の分からない「箱もの」を次々と建て、結局は不良債権化させて、その負担を国民に押し付けてきた政府。またもや、コロナ禍の損失で同じことを繰り返そうとしているのか。ともあれ、菅政権の支持率低下は防げそうにない。

(灯倫太郎)

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