長生きは地獄か?コロナ禍の「高齢者医療引き上げ」に悲鳴! (1/2ページ)

Asagei Biz

長生きは地獄か?コロナ禍の「高齢者医療引き上げ」に悲鳴!
長生きは地獄か?コロナ禍の「高齢者医療引き上げ」に悲鳴!

 さらなる少子化を見据え「現役世代の負担を年700億〜800億円程度軽減できる」として、高齢者の窓口医療費負担を2倍にする法案が11日、衆院本会議で可決された。

 これにより、75歳以上の後期高齢者は、単身世帯で年金を含む年収が200万円以上(夫婦2人なら320万円以上)という条件を満たす場合、2022年度後半から負担割合が現在の1割から2割に引き上げることが決定した。

 政治ジャーナリストが語る。

「75歳以上の医療費は21年度予算で約18兆円。高齢者本人の窓口負担を除く約16・6兆円のうち、約半分は税金で、うち4割は現役世代の保険料で賄われている現状です。そこで、政府・与党は昨年末に高齢者の2割負担導入を決定。ただ、窓口での負担が増えれば家計が厳しい高齢者の『受診控え』に繋がり、重症化する心配もある、として野党が大反対していました。そこで、7日午後の野党議員の質問が終わると自民党が採決を提案して、議事を進める渡嘉敷奈緒美・衆院厚労委員長を野党議員数人が取り囲み、『ダメだ!』と叫んだものの、結果採決は続行。

「長生きは地獄か?コロナ禍の「高齢者医療引き上げ」に悲鳴!」のページです。デイリーニュースオンラインは、医療費少子化高齢者社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る