時間が圧縮されるだと?VR(仮想現実)ゲームをプレイすると時の流れが速く感じることが判明 (2/4ページ)

カラパイア



virtual-reality-3410937_640
photo by Pixabay

・VRではテレビゲームと比べて28.5%も時間圧縮効果が高まる

 『Timing & Time Perception』(5月3日付)に掲載された研究は、こんな経験がきっかけになって行われた。もしかしたらVRゲームがもたらす時間圧縮は、従来のディスプレイゲーム(テレビゲーム)とは違うのではないだろうか?

 それを確かめるため、ミューレン氏は迷路ゲームを作り、学生41名にVRと普通のディスプレイの両方でプレイ(プレイの順番は人によって違う)してもらうことにした。

 プレイしていい時間は5分だけだ。ただし時計を見ることはできず、被験者は5分経過したと思った時点でプレイを止めなければならない。もしVRとディスプレイとで時間感覚に与える影響に違いがあるのなら、プレイ時間に差が出るはずだ。

 そして案の定、最初にVR版をプレイした人はプレイ時間が平均72.6秒長かった。つまり仮想現実で過ごした時間の感覚が28.5%圧縮されていたということだ。

 ただし、これには注意が必要だ。というのも、最初にディスプレイ版をプレイしてからVR版をプレイした人の場合、時間圧縮効果が元に戻ったかのようだったからだ。

 このことは、時間圧縮には物珍しさや「アンカリング」(先行する体験によってその後の判断が歪められる認知バイアス)も関係しているらしいことを示している。
「時間が圧縮されるだと?VR(仮想現実)ゲームをプレイすると時の流れが速く感じることが判明」のページです。デイリーニュースオンラインは、社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る