ガラス繊維の市場規模、2027年に198億3762万米ドル到達予測 (1/3ページ)
株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「2027年までのガラス繊維市場予測-COVID-19の影響と世界の分析、繊維タイプ別、製品タイプ別、用途別、製造プロセス別」(The Insight Partners)の販売を5月20日より開始いたしました。
ガラス繊維の市場規模は、2019年の141億9355万米ドルからCAGR4.3%で成長し、2027年には198億3762万米ドルに達すると予測されています。ガラス繊維は、極めて細いガラスのフィラメントを糸にして組み合わせ、織物にした素材です。シリカ(SiO2)、石灰石、ソーダ灰を三段の炉で混合・溶融した後、前段の炉の底にあるブッシュから押し出し、水で冷却して作られます。ガラス繊維は、優れた耐食性、高剛性、高強度、高張力、高温耐性、耐久性などの特性を持ちます。そして、自動車、建築、船舶、風力発電、航空宇宙・防衛などの最終用途に使用されます。一方、生産プロセス上の問題、新技術のコスト高、低い利益率が市場の成長を制限しています。
2019年のガラス繊維市場では、APAC(アジア太平洋地域)が最大シェアを占めました APAC市場は、今後数年間、最も急速に成長すると予想されています。輸送、建設、電気・電子、航空宇宙、その他の産業の成長に伴い、この地域ではガラス繊維の需要が大幅に増加しています。ガラス繊維の主な消費者は、建設業界です。インドや中国などの新興市場における急速なインフラ整備が、先進的なガラス繊維の需要を牽引しています。さらに、海洋、風力エネルギー、消費財関連にも使用されており、政府からの投資も多いことで、同市場の牽引要因となっています。
COVID-19のガラス繊維市場に対する影響
COVID-19のパンデミックは、ロックダウン、渡航禁止、ビジネスの停止などにより、様々な国の経済や産業に影響を与えています。これに加えて、欧州、アジア、北米の国々による渡航禁止措置が、ビジネスコラボレーションやパートナーシップの機会にマイナスの影響を与えています。これらの要因は、化学・素材産業に悪影響を及ぼすことが予想され、ガラス繊維市場の成長を抑制する要因となります。