家づくりで成功する人、失敗する人 その違いとは? (3/3ページ)
稼ぐのであれば、旦那さんや奥様がしっかり前を見据えて心地よく仕事することが大事ですから、やはり一人でじっくり思索に耽ることができる書斎は必要じゃないかと思いますね。
――平松さんがこれから家づくりで大事にしていきたいことはなんですか?
平松:これからは家余りの時代になっていきます。だから、ローコストで建てられた粗悪な家は淘汰されていき、長持ちして、家族だけでなく地域も豊かになるような家が重宝されるようになっていくと思うんですね。また、同時にリフォームやリノベーションで性能を補助して、もともとあるものを有効利用していくということも必要になっていくでしょう。
そのとき、ぜひ投資の視点を持って家づくりやリフォームを考えてほしいんです。リフォームなら仮にこの家の性能が向上して、メンテナンス費用と光熱費がいくら下がるかとか、賃貸に出すとしたらいくらになるかとか、そういう視点でリフォームしてみる。
投資の視点を持って家を建てたり、リフォームをしたりすると、必然的に長く住み続けられる家になるはずです。それが令和の家づくりのスタンダードになっていくと思っています。
――本書をどのような人に読んでほしいですか。
平松:やはり子育て世代の夫婦。あとは、決定権のある人です。それが仮に夫婦の親であるとしたら、親に読んでほしいです。土地の相続とか、親が決定権を持つときも多いので。
特に親世代は金利が高い時代に家を買っているので、とにかくお金を借りずに家を安く建てなさいという発想の方が多いんです。ただ、今って金利も低いですし、建て方も全然違っているので、ローン返済も昔よりは楽です。そういうことも分かる内容になっているので、今の家づくりをしっかり理解してもらったうえで、家づくりに対してアドバイスをしてほしいなと思いますね。
(了)