5月24日放送の『バイキングMORE』（フジテレビ系）で、MCの坂上忍（53）がロッテから契約解除された清田育宏外野手（35）に苦言を呈す場面があった。

　清田は今年1月、週刊誌『FRIDAY』に球団ルールを破り昨年9月に部外者の女性と会食をしていたことや球団へ虚偽報告をしていたことが報じられ、無期限謹慎処分に。今月1日に処分解除となったものの、2軍戦復帰当日の12日にも別の女性との不倫が発覚。23日に選手契約を解除することを通達したと、ロッテが発表していた。

　清田といえば、2015年にも不倫が報じられていたが、坂上はそんな清田に対し、「不倫は夫婦の問題とはいいますけれども、やっぱりロッテっていう球団に所属しているわけで」と指摘。その上で、「なおかつ、コロナ禍ですもんね。スター選手としては、ちゃんと考えないといけないんじゃないですか」と苦言を呈した。

　また、フリーアナウンサーの高橋真麻（39）がスポーツ選手の友人から聞いた話として、「試合の日はすごいアドレナリンが出ているから、その日に遊びたくなる」という情報を聞くと、「一流のアスリートの人たちは、僕らみたいな一般の人より性欲が強いというのは、そりゃ分かります」とした上で、「無期限謹慎からやっと明けて、『今日からリスタートだ！』と思ったら目黒に行くって。どういう脳みそしてるんだ」と苦笑いしながら指摘していた。

　しかし、この坂上の一連の苦言に視聴者からは、「人によって言うこと違いすぎ」「自分と利害関係がない人は責めるのか」「批判は当然だけど、坂上が言いうとね…」という声が集まっていた。

「『バイキング』といえば、たびたび著名人の不倫問題を取り上げていますが、芸能人の場合、坂上は完全に擁護モード。昨年11月18日放送回では歌手の近藤真彦（56）の不倫騒動を取り上げ、同じくコロナ禍の不倫にも関わらず、『結婚してたら人を好きになる気持ちって捨てていいんですか！？』と熱弁。さらに今月13日にはコブクロ・黒田俊介（44）の不倫騒動に『女性のほうにも当然問題はある』『黒田さんの方が妻帯者でありながら、その気にさせ過ぎてしまいましたか』とコメントする程度でした。清田の今回の騒動は大きな批判を集めているとはいえ、あまりの態度の差に驚いた視聴者も少なくなかったようです」（芸能ライター）

　坂上自身は人によって変わる言動に無自覚かもしれないが、視聴者には違和感ばかりが残ってしまうようだ。