日経と金の取引が好調のFX市場 (5/6ページ)
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3MzEzNyMyNzI1MzcjNzMxMzdfZHBjWlZmc3BXRy5wbmc.png ]
金(XAUUSD)の取引量を押している要因は何か、考えてみる。
2017年に仮想通貨(暗号資産)を取引するトレーダーが急増したのだが、2019年に仮想通貨の国内FXのレバレッジが規制されたことにより、仮想通貨を好むトレーダーが仮想通貨と同様にボラティリティの高い金にシフトしていったという経緯がある。これが、まず、金の取引量が増え始めたきっかけであると考えられる。そして、昨年2020年から今年にかけて再び仮想通貨取引が活発化している。仮想通貨に参入した初心者はFXにも参入する傾向があるため、こうした初心者たちも同じように仮想通貨と性質の似ている金取引に興味を持ち、取引量の上昇を押しているのではないかと考えられる。
総評
今回の調査では、ボラティリティの高い銘柄が多く取引されているということがわかった。もともと日経のようなボラティリティの高い株価指数は人気のある銘柄ではあるが、最近では多くの証拠金が必要になる株価指数よりも、金(XAUUSD)のような少ない証拠金で手軽に一攫千金を狙うトレーダーが増えているようだ。成功者がSNSで自身の稼いだ金額などを公開し、積極的に拡散しているというのも大きく影響している。また、コロナ禍でストレスや経済的ダメージを受けている人が多いという背景からも、一攫千金を狙ったギャンブル性の高い銘柄が好まれるのではないかと推測する。